移籍関係

リバプールの補強に関する私の愚考


2017-2018シーズンも大詰めを迎え、夏の補強関連の動きも本格化してきますね。
今回は、まったくの私見、愚考を書いてみたいと思います。
来シーズンこそは、マンチェスター・シティに独走を許さず、プレミアリーグのタイトルを獲れるチームにするためには、やはり補強は必須でありましょう。

では、どのポジションに補強をすればよいのか?
それを考えるのは、なかなか難しい。

そこで、では、どのポジションには補強が不要なのか?という視点で考えてみると・・・。

おそらく、人数的に足りているポジション、あるいは今後プレイヤーの成長が見込めるポジションといえば、右サイドバックではないでしょうか。
ベテランの域に達しつつあるナサニエル・クラインが、来シーズンは復活できるという前提ですが、若手のジョー・ゴメスとトレント・アレクサンダー=アーノルドもおり、ほぼ遜色ない3人が揃っています。

言い方を変えれば、それ以外のポジションは、ある程度の補強が必要ということになってしまうわけですが、それは欲張り過ぎかもしれません。

たとえば、前線に関しては、モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネがおり、これは不動だと思いますが、リバプールが救われているのは、このフロント・スリーに怪我が少ないことですね。
特に、ロベルト・フィルミーノは、本当に怪我をしないプレイヤーだと思うし、感心します。

ボビーがコンスタントに活躍してくれているから、前線もやり繰りが出来ていると考えていいと思います。
ただ、怪我ばかりは、いつ襲ってくるか分かりませんし、やはりアタッカーも必要かと考える次第です。

中盤に関しては、今シーズンの終盤に負傷者が相次ぎ、現実問題として、ピースが足りておらず、苦労をすることになっています。

また、センターバック、ゴールキーパーも重点ポイントだと言われており、場合によっては、左サイドバックにも、もう一人獲るのではないかという説があるほど。

これらをすべて補強で賄うことは、実際厳しいと思いますので、中盤あるいはアタッカータイプには、ある程度若手も登用したいですね。
理想的には、ハリー・ウィルソンやマルコ・グルイッチあたりが、ブレイクしてくれれば、これ以上のことはありません。

要所、要所に補強を施し、期待の若手も起用していく。
そんな姿が理想だと、私なりには思っております。

中盤では、ナビ・ケイタがやって来ることが決まっておりますので、それを踏まえての補強になるだろうし、とりわけアンカーが出来るタイプをリバプールは欲しがるのではないでしょうか。

あとは、出切れば、セットプレイやコーナーキックの際に、優れたボールを蹴れるキッカーが欲しいですね。

主力級でいえば、いまだエムレ・チャンの去就が定まっておらず、もし仮に、エムレが退団となれば、その穴を埋めるタイプも必要になってくることでしょう。

こう考えてくると、この夏におけるリバプールは、すべきことが沢山ありそうですね。
繰り返しになりますが、すべてを補強でやり繰りするのは、現実問題として、そう簡単ではないと思います。

ぜひ、現在ローンで出ている若手達の奮起に期待したいところです。

ローンで出た中では、ライアン・ケントが苦労をしてしまいましたが、攻撃に入ったときのシャープさは、実に良いものを持っていると思うし、何とか育てたいですね。

とりとめもない独り言になってしまいましたが、今年の夏におけるリバプールは、フロントの仕事にも、おおいに期待がかかりそうです。
その上で、若手の登用を組み合わせて、層の厚いチームを構築できれば、より理想に近づくと思う次第です。

補足になりますが、リバプールにとって嬉しいニュースは、ボビーが快く契約延長にサインをしたこと。
あとは、サディオ・マネ、モハメド・サラーと、しっかりと決めていきたいところです。

他にも来シーズンいっぱいで、契約が切れるジェイムズ・ミルナーなどもおりますので、しっかりとしたチームプランを立てて、ひとつずつ課題をクリアしていけたらいいですね。

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