現在、負傷のためチームを離脱しているエムレ・チャンですが、復帰をするとなれば、チャンピオンズリーグの決勝だと見られてきました。
エムレ・チャン自身も当然それを望んでいることでしょう。
しかし、不安要素もあるようです。
まず、エムレ・チャンに関するユルゲン・クロップ監督の説明を思い出してみると、チェルシー戦を前にした記者会見において、「月曜日が重要な日になる」としていました。
その意味は、月曜日に診断を受け、オッケーならば、トレーニングをスタートさせるということだったと思います。
しかし、Telegraphが記事にしているところによれば、月曜日のスキャンでは、ゴーサインは出なかったようです。
それでも、エムレ・チャンは諦めていないのは勿論だし、来週からトレーニングに戻るべく、再度検査を受けるとのこと。
Telegraphの見解では、それでオッケーが出たとしても、来週の月曜日までに、エムレ・チャンがメルウッドへ戻ることはないとしています。
同誌では、仮に戻れたとしても、レアル・マドリード戦までには、準備期間が短すぎるとの懸念を示しています。
ただ、今週月曜日のスキャンでは、確かな結果が出なかったということのようで、ギリギリ何とか間に合うのか?という、ある種賭けのような状態と言えるでしょうか。
今、リバプールは、主力級のミッドフィールダーとして起用できるのは3人のみ。
おそらく、アダム・ララーナは戻って来られると予想しますが、それでも手薄であることに違いはありません。
返す返すも、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの負傷離脱が痛かったですね。
エムレ・チャンの状況については、まだもう少し様子を見る必要がありそうです。
いまだ、来シーズンの去就が決まっていないエムレ・チャン。
怪我の治療とあわせて、カレンダーとの戦いになりそうです。