この夏の放出は避けられないと見られているファビオ・ボリーニですが、SkySportsによれば、インテルが600万£の金額をもってオファーを出したと、具体的な数字をあげて報じています。
ボリーニに関しては、プレミアリーグあるいはセリエAの幾つかのクラブが興味をもっていると報じられてきましたが、この時点で、具体的な動きに出たのがインテルだということでしょうか。
各メディアの見解では、リバプールとしては、どうしてもこの夏の間にボリーニ放出を決めてしまいたい意向だともされており、ある程度の条件でまとめる腹づもりなのだろう・・・とは、推察されます。
問題は、インテルが提示したという600万£という金額が、妥当なのかどうか?ですが、昨シーズン、ある程度プレイをして実績を残していれば、もっと値はついたと思うのですが、いかんせん、ほとんどプレイする機会さえなかったことを思えば、致し方のない部分が大きいと思われます。
放出するにしても、本戦で起用し、結果を出している場合と、まったく出番がなかったケースでは、移籍金に大きな差が出るのは、間違いないと思います。
ボリーニの心中も、複雑なものはあるでしょうが、昨シーズン、あれだけの得点力不足にあえぎながらも、お呼びがかからず、今シーズンも、ほぼ蚊帳の外・・・。
新天地を求める以外に、ボリーニがフットボーラーとして生きてゆく道はないのかもしれません。
余談ですが、昨シーズンは、ほとんどストライカーがゴールを決められなかったリバプールですが、昨日のウェストハム戦で、いやーな予感がしているファンの方々も多いことでしょう。
負の連鎖を断ち切るためにも、次なる試合では、ぜひ有効な攻撃力を発揮してほしいですね。
移籍マーケットが閉じるまで、今日を含めて、あと3日間でしょうか。
ボリーニに与えられた時間も、迫って来たということになりそうです。