フットボールはチームプレイであり、一人でやるものではありませんが、カップ戦を勝ち上がる中においては、貢献度の高いプレイヤーというものが存在すると思います。
リバプールにやって来た当時は、若干の迷いもあったのか、定位置を確保するには至らなかったアレックス・オックスレイド=チェンバレンですが、特に2018年になってからのパフォーマンスは、秀逸だったと思います。
本当に残念なことに、そのチェンバレンは、チャンピオンズリーグ準決勝、ローマとのファースト・レグで怪我を負ってしまいました。
試合序盤、相手のワイドからの攻撃を阻止しようとして、タックルに行ったところ負傷したもので、それはシリアスなものであり、シーズン中の復帰、ワールドカップ出場は絶望とされてしまったところ。
リバプールが、チャンピオンズリーグで勝ち上がるにあたり、特にマンチェスター・シティとのビッグマッチを制した功労者の一人がチェンバレンだと、私は思っております。
そのチェンバレンは、キエフでの舞台に立てない。
ぜひ、チームメイトが一丸となって、チェンバレンのためにも、ビッグイヤーを掲げたいですね。
思えば、チャンピオンズリーグというノックアウト・システムの試合において、ファイトをしに行って負傷をしたもので、いわば公傷と言ってもいいと思います。
チェンバレンは、キャリアは長いものの、まだ若いわけだし、ワールドカップは、次を狙ってほしいし、それまでにリバプールで、よりレベル・アップしておいてほしいですね。
一時期のリバプールは、このチェンバレン以外にも、アダム・ララーナ、エムレ・チャンを負傷で欠き、中盤がギリギリの状態になっていました。
そんな中、プレミアリーグのトップ4フィニッシュを決め、チャンピオンズリーグも決勝進出。
これもみな、チームとして力を合わせた結果だと思います。
チェンバレンのためにも!と、書きましたが、チームのモチベーションをあげるひとつの動機付けにしてほしいと願っています。