チャンピオンズリーグ決勝という世界が注目する試合において、大きなミスをおかしてしまったロリス・カリウスですが、その心中は、同じ経験をしたことがなければ、推し量ることは出来ないと思います。
なので、私としても、気持ちが分かるとは言えないのですが、非常に厳しい経験をしたということの片鱗は感じることができます。
そんなロリス・カリウスの姿を見たローマのアリソン(ブラジル)が、ロリス・カリウスへのメッセージとも受けとめられるような発言をしたそうです。
アリソンは、同じゴールキーパーとして、ロリス・カリウスに思いを寄せています。
これは、アリソンがGazeta Esportivで語ったことだそうで、エコーでも紹介がなされています。
(Alisson)
とても悲しいよ。
ぼく達ゴールキーパーは、他のゴールキーパーのミスを自分に重ね合わせてしまうんだ。
これを見るのは、本当に悲しい。
でも、彼は顔をあげる必要があるんだ。
これもフットボールの一部だし、人生は続くのだから。
彼は、チャンピオンズリーグのファイナルでプレイしたことを誇りに思わなければいけない。
勿論、あれは彼が予期などしなかったことだろう。
しかし、これがフットボールなんだ。
ぼく達もまた、エラーの主体になり得ることがある。
そういったことが起こらないように、ぼく達は、ハードワークをする必要があるんだよ。
アリソン。
深いですね。
いい奴ですね。
ぜひ、アンフィールドへ。
思えば、リバプールはローマに勝利して、チャンピオンズリーグの決勝へ進みました。
アリソンのためにも勝ちたかったですね。
しかし、決勝ではいずれかが勝ち、いずれかが敗れる。
来シーズンへの宿題にしましょう。
これからのリバプールは、進歩あるのみ!です。
アリソンにも幸運を。