2017-2018シーズンを振り返ってみると、リバプールにとって、いくつかのポジティブな要素があったと思います。
そのうちのひとつが、若手の飛躍、ブレイクだったのではないでしょうか。
具体的に名前をあげれば、私としてはトレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンだと言いたいと思います。
トレントは、まだ19歳というティーン・エイジャー、ロボも24歳です。
プレミアリーグでの活躍は勿論、二人ともチャンピオンズリーグという大舞台で、物怖じしないプレイを見せていたと思います。
マンチェスター・シティと対戦したときも、レアル・マドリードと戦ったときも、堂々たるものでしたね。
思えば、トレントが右サイドバックで重用された間接的な理由としては、ナサニエル・クラインの長期離脱がありました。
しかし、そういったチャンスをしっかりと掴んだことは、日頃からの努力の成果であり、ポテンシャルが高いからに違いありません。
一方のロボも、ポジションをつかむきっかけになったのは、アルベルト・モレノの負傷でした。
突然巡って来た出場のチャンスをしっかりと掴んだ。
この二人は、これからもどんどん成長していくだろうし、リバプールにとっては貴重な戦力を得たと言っていいと思います。
トレントは、言うまでもなく、地元リバプール出身のスカウサー。
将来的には、キャプテン候補にもなり得るタレントだと、私は思っています。
また、ロボのこれからも、実に楽しみですね。
とにかく、攻守にわたり、好不調の波が少なく、ハードワークをする姿は印象的です。
プレシーズンを経て、新しいシーズンを迎えるリバプール。
トレントもロボも、更なるスキル・アップを図ってくることでしょう。
両サイドバックに、期待の若手が育ったということ。
これ即ち、2017-2018シーズンにおける大きな収穫だったと、私は思っています。