ジョー・ゴメスは、まだ21歳。
ディフェンダーとして、将来が嘱望されるタレントだと思います。
イングランド代表として、ロシアワールドカップ行きは確実だとされていたジョー・ゴメスですが、足首の手術をするという不運に遭遇してしまいました。
5月初旬時点における見通しでは、7月からのプレシーズンのトレーニングには参加できるとされていましたが、順調な回復を、まずは祈りたいと思います。
さて、新シーズンにおけるジョー・ゴメスのポジションですが、以前にも何度か私なりに思うところを書かせていただいたのですが、基本的にセンターバックとして育てて行ってもいい時期に来ているように思うのです。
また、それが出来る環境、戦力も、リバプールは整ったのではないでしょうか。
仮に、ジョー・ゴメスを右サイドバックで起用するとした場合、競争過多になる可能性がある。
私としては、そう考えております。
ナサニエル・クラインが、しっかりとコンディションを整えることが前提ですが、若手のトレント・アレクサンダー=アーノルドが著しい成長を見せており、場合によっては、新戦力のファビーニョに頼ることも出来る。
もし、ジョー・ゴメスを右サイドバックとして計算した場合、リバプールは主力級のプレイヤーを4人抱えることになります。
であれば、若い時期から、センターバックとして育成したほうが、リバプールは実を取れるのではないでしょうか。
ジョー・ゴメスは、スピードもあるし、前へ出ての勝負も出来ることでしょう。
今からしっかりと鍛えておけば、とても良いセンターバックになるように感じます。
幸い、リバプールには、ファン・ダイクという素晴らしいお手本がいます。
良い部分をどんどん吸収していけば、近代型のセンターバックとして、ジョー・ゴメスが成長する可能性は高いと、私は思っています。
リバプールには、デヤン・ロブレンがおり、ジョエル・マティプもいます。
ジョエル・マティプが優れたセンターバックであることは、言うまでもありませんが、怪我が多いことが、ちょっと気になります。
そこに、ジョー・ゴメスがピースとして加われば、かなりリバプールとしては、ターンオーバーにも余裕を持てるのではないか?
私は、そう思う次第です。
ユルゲン・クロップ監督が、この部分をどう考えるか。
注目してみたいと思います。
繰り返しになりますが、ジョー・ゴメスには、しっかりと負傷を癒やしてほしいし、万全のコンディションを夏の間につくってほしいですね。