この場で、既に書かせていただきましたが、プレシーズンマッチでのチェスター戦では、ダニエル・スタリッジは、アピールするに余りあるプレイぶりを見せたと、私は思います。
プレイヤーとしてのクオリティーが、ワンランク高いところにあるようにさえ、見えたほどです。
怪我の連鎖で苦しみ続けてきたダニエル・スタリッジをリバプールはどうするのか?
なかなか判断が難しくなってきたとも思います。
チェスター戦でのダニエル・スタリッジは、2ゴールを決めており、そのことを評価するメディアもありますが、私としては、それだけではなかったと思っています。
自らシュートを狙いにいくだけではなく、チームメイトを活かそうとする動きが顕著に見られました。
ダニエル・スタリッジの新しい側面を見た気がしたし、本人が意識してやったのか、ポジション取りもこれまでとは異なっているように思えたところです。
ユルゲン・クロップ監督も、ダニエル・スタリッジのパフォーマンスを誉めており、エコーも報じています。
それによれば、ユルゲン・クロップ監督は、「ダニエルが入ってから、フットボールが出来るようになった」と。
どうも、ユルゲン・クロップ監督は、ファーストハーフの出来映えについては、満足するには至っておらず、セカンドハーフになって、よくなったと見ているようです。
また、ユルゲン・クロップ監督は、「私は、ダニエルから多くの良いところを見たよ」と語り、「彼は私によりアピールすることが出来る」としつつ、「でも私は、彼のクオリティーは知っていたからね」ともしています。
ダニエル・スタリッジも、自身のInstagramで、リバプールのユニフォームを着てプレイしたことの歓びとも取れる投稿をしています。
リバプールのシャツを着て勝利し、ゴールを決めるのはいいね!
さあ!はじまりだ!
ダニエル・スタリッジは、まだまだリバプールでのキャリアを諦めていない。
そんな気持ちが伝わってきます。
あとは、リバプールとの残り契約期間における課題。
サラリーの問題。
これらがありますが、何か良い方向性が見えてくればと思います。
ただ、ダニエル・スタリッジがすべきことは、実にシンプルですね。
プレシーズンの期間中、こういった好プレイを続け、怪我をしないこと。
そこに尽きると思います。
才能には疑う余地はない。
それは事実だと、改めて感じたところです。