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明暗を分けたダニー・ウォードとロリス・カリウス(トレンメア・ローヴァーズ対リバプール戦)

Loris Karius


プレシーズンマッチの2試合目となったトレンメア・ローヴァーズ対リバプール戦は、既にお伝えをしたとおり、2-3のスコアでリバプールが勝利をしています。
まだ、新チームが始動したばかりだし、改善すべき点を見つけたら、そこをケアしていくことが重要な時期だと思います。
それを前提に、今回はリバプールのゴールマウスを守った2人のゴールキーパーについて、ちょっとだけ取り上げてみたいと思います。

リバプールは、ファーストハーフとセカンドハーフで、それぞれ異なるメンバーによるチームを組んできました。
試合自体は2-3ですが、ファーストハーフ組とセカンドハーフ組で、あえて分けて考えれば、次のようなスコアになります。

■ファーストハーフ:0-3(リバプール勝ち)
■セカンドハーフ:2-0(リバプール負け)

試合はあくまで90分間だし、こういう見方は邪道かもしれませんが、半分ずつメンバーを代えて起用している以上、出場したプレイヤーのマインドは、スタメン組と途中出場組では、大きく異なったものになったと思います。

私としては、今のうちに良くないところは出してしまい、開幕までに改善すべし・・・という考えでおりますが、ことゴールキーパーに関しては、リバプールファンの間に微妙な空気が漂いそうな気配があります。

というのも、ファーストハーフでゴールキーパーを務めたダニー・ウォードは、無失点におさえ、ファインセーブもありました。

一方、セカンドハーフを担当したロリス・カリウスは2失点。
特に、1失点目は、相手のフリーキックを躯の正面で受けつつも、キャッチしきれず、目の間へファンブル。
そのボールをつめてきた相手プレイヤーに押し込まれたものでした。

このロリス・カリウスのプレイを「エラー」と報じているメディアもありますが、ユルゲン・クロップ監督は擁護しているようです。

確かに、相手の直接フリーキックの弾道は鋭かったと思います。
ただ、リバプールファンとすれば、キャッチしてほしいという気持ちになったとしても不思議ではありません。

ユルゲン・クロップ監督が擁護し、スティーブン・ジェラードも信じてほしいと語っているロリス・カリウス。
もちろん、リバプールファンは、チャンピオンズリーグ決勝における負の遺産をロリス・カリウスには払拭してほしい!と、願っているし、応援しているはず。

それでも、ちょうど移籍市場が開いているこの時期に、失点に繋がるプレイをしてしまうと、一部のファンからは、ゴールキーパー補強論が再燃する可能性もありそうです。

大切なのは、次の試合で、ロリス・カリウスが、しっかりと立て直し、クリーンシートを達成することですね。
また、ダニー・ウォードにとっても、ここはがんばりどころかと思います。

プレシーズンマッチの第3戦。
そんなこともあり、ディフェンス面の仕上がり、改善度合いも、注目をしてみたいと思う次第です。

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