この夏、積極的な補強を行って来ているリバプールですが、その目玉のひとつとしては、ゴールキーパーのアリソン獲得があげられると思います。
絶対的なナンバー1として獲得したことは、言うまでもないことですね。
一方、ゴールキーパーの既存戦力ですが、シモン・ミニョレには、かねてから移籍の噂が多々ありましたが、ロリス・カリウスも放出する可能性があるとの説が浮上してきています。
この話を報じているのはTelegraphで、リバプールは、移籍市場が閉じる前に、ロリス・カリウスとシモン・ミニョレの二人を放出するケースもあり得るという趣旨の内容となっています。
シモン・ミニョレに関しては、既にこの場でも何度となく取り上げさせていただいておりますが、バルセロナやベシクタシュが、新天地の候補として取り沙汰されています。
一方、ロリス・カリウスの方ですが、バイヤー・レヴァークーゼンが、獲得に動くのではないかと見られている模様。
レヴァークーゼンは、主力ゴールキーパーのベルント・レノをアーセナルに抜かれており、後任のゴールキーパーを探しているという現状があります。
ロリス・カリウスは、ブンデスリーガでは、しっかりとした実績もあり、レヴァークーゼンとしては、ベルント・レノの後任としてピックアップしているということでしょうか。
Telegraphが報じる記事の内容、そのトーンからすると、リバプールはロリス・カリウスとシモン・ミニョレを揃って放出することに難色は示さないというニュアンスが伝わってきます。
リバプールは、既にダニー・ウォードを放出しており、仮に今回の噂が本当だった場合、第2ゴールキーパーはどうするか?という課題が浮上しますが、Telegraphとしては、ユルゲン・クロップ監督は若手にチャンスを与えるとも見ているようです。
いろいろ難しい判断ではありますが、ロリス・カリウス本人のことを考えると、少し環境を変えて、慣れ親しんだブンデスリーガで自信を取り戻すのも悪くはないかな?とは思います。
ただ、それが完全移籍なのか?それともローンという形にするのか?は、今後の報道を待つことになりそうです。