先ほど来、プレミアリーグ第2節のクリスタルパレス戦を控えたユルゲン・クロップ監督の記者会見が行われています。
その中で、ユルゲン・クロップ監督は、フロントスリーについて触れており、その言葉が印象的でしたので、ちょっと取り上げてみたいと思います。
ユルゲン・クロップ監督は、彼等フロントスリーが、得点の数を競うわけではないとし、試合に勝つために一緒になってやるのだ!という意思を明確に発していました。
たとえば、サディオ・マネの名前を出し、オフェンシブ・ミッドフィールダーの役割をよくやってくれていると。
フロントスリーといえど、ディフェンスでも貢献する必要があるという考えを、改めて語ったものと言えそうです。
これは大切なことだと思うし、実際、リバプールのフロントスリーは、エゴむき出しのシーンは、ほとんどなく、仲間を活かそうとしている姿勢が顕著ですね。
ここが、強い由縁だと、私も思います。
3人が、ばらばらになってプレイをしていたら、あるいは誰か一人を特別扱いしたら、あの魅力的なリバプールの攻撃スタイルは相殺されてしまうことでしょう。
こういうことを明言するユルゲン・クロップ監督ですから、たとえゴール数が、他のプレイヤーより少なかったとしても、間違いなくそのプレイの貢献度を見ているだろうし、評価しているはず。
プレイヤー達も安心して、チームのために尽くすことが出来ますね。
リバプールのフロントスリーは、メッシでもなく、ロナウドでもなく、ネイマールでもない。
3人が揃って、しかも流動性に富んだハーモニーを奏でるからこそ、破壊力抜群なのだと思います。
この方針は、ぜひシーズンを通じて貫いてほしいですね。
リバプールの試合は面白い!
そんな試合をこれからも見せてほしいと思います。