クリスタルパレス戦で、その存在感を見せつけ、2試合連続のクリーンシートに大きく貢献したファン・ダイクですが、リバプールに与えている影響は、何もここ2試合だけではないと思います。
本年1月に、ファン・ダイクがリバプールへやって来て以来、明らかにディフェンスの改善は見られていたと、私としては考えています。
さて、時に厳しい指摘をすることで知られるジェイミー・キャラガーですが、同じセンターバックとしても、ファン・ダイクについては、非常に高い評価をしているようです。
ジェイミー・キャラガーは、Sky Sportsで、ファン・ダイクについて語っており、これからもファン・ダイクが活躍をし続け、今後3年から4年の間に、もしリバプールがプレミアリーグあるいはチャンピオンズリーグのタイトルを獲るようなことがあれば、ファン・ダイクは、リバプールのレジェンドとして、名を刻むだろうという趣旨の発言をしています。
またキャラガーは、リバプールのレジェンドであるアラン・ハンセンの隣に、ファン・ダイクの名は刻まれると、最大級の讃辞を送っています。
キャラガーは言います。
「ファン・ダイクが良いプレイヤーだということは知っていた。しかし彼は、私が思っている以上に、良いプレイヤーだったよ」
「今後、3年、4年の間に、リバプールがリーグあるいはチャンピオンズリーグを勝ち取るならば、ファン・ダイクは、アラン・ハンセンと並び称されることになるだろうと、私は思うね」
ファン・ダイクのことについて、キャラガーは、もっと沢山のことを語ってくれていますが、クリスタルパレス戦でのパフォーマンスを見て、更に高い評価をするに至った。
そういうことでしょうか。
アラン・ハンセンといえば、リバプールに幾多のタイトルをもたらしたレジェンド。
ファン・ダイクが、そのアラン・ハンセンと並び称される日が来るかもしれない!と、キャラガーは、そこまで言っています。
今シーズンのスタート時には、リバプールのセンターバックは、ある意味火の車でした。
一人、ファン・ダイクだけがコンディションを整えていた。
逆に考えれば、ファン・ダイクに万が一の怪我などがあった場合には、リバプールにとっては、大きな痛手になってしまいます。
そういった意味でも、時にはファン・ダイクの負荷を軽減することも考えてゆく必要がありそうです。
ジョエル・マティプ、デヤン・ロブレンが、一日も早くベストコンディションに戻すことが肝要ですね。
私なりに思うのは、アリソンが加わったことで、ファン・ダイクのプレイには、余裕が増しているのではないかと。
最後尾にアリソンがいてくれることは、センターバックとして、大きな安心感を持てる要素になっていると思います。
近年のリバプールは、センターバックとゴールキーパーがウィークポイントだと言われ続けてきました。
それがいまや、ファン・ダイクがいて、アリソンがいる。
これからが、実に楽しみですね!
クリスタルパレス戦での、ファン・ダイクのパフォーマンスが、いかに良かったかは、ご意見番たるジェイミー・キャラガーまでが賞讃していることで、明らかかと思います。