この夏におけるリバプールの補強は、既に終了していますが、まだ放出面では動きがある可能性が残っていますね。
思えば、出会いと別れの季節が、毎年のように巡って来るわけですが、放出面での期限についても、あと一週間ほどとなりました。
今回は、あくまで各種報道を参考にして、リバプールから出る可能性があるという説のあるプレイヤーについて、一旦見直してみたいと思います。
まず、リバプールが完全移籍での放出を希望しているとされるのがディボック・オリギ。
若くしてベルギー代表にも招集され、期待されてきたわけですが、現時点でリバプールのプランには入っていないと見たほうが妥当なのかもしれません。
ディボック・オリギに関しては、よく話題になるのはドルトムントが関心を示しているとの報道ですね。
ただ、ドルトムントは、ローンでの獲得を希望していると見られています。
次に、ラザル・マルコヴィッチについても、そろそろ将来の道筋をしっかり付けていくことが必要な時期に来ていると思います。
才能はあるプレイヤーだと思うのですが、いかんせんリバプールでは、出場機会がもらえずに、ここまで来てしまいました。
どこか、存分に活躍できる場所があればいいですね。
さらに、このところ話題になっているのが、ロリス・カリウスの移籍話ですね。
報道どおりならば、トルコへ飛ぶことになりますが、果たしてどうなりますか。
逆に、一時期は、間違いなく移籍だろうと見られていたシモン・ミニョレの周辺は、静かになった印象を受けます。
若手に目を向けますと、移籍話がちらほらあるのは、ペドロ・チリベジャとシェイ・オジョでしょうか。
こちらは、完全移籍になるのか?それともローンなのか?
そのへんは、なかなか読みにくい状況かと思います。
当然、リバプールに残る!という選択肢もあることでしょう。
強いチームを創り上げようとするとき、即戦力の獲得と、若手の育成の双方を両立させていくことは、そうは簡単なことではないと思います。
ただ、その部分をしっかりやって行くことで、クラブの長期的展望も見えてくるのではないでしょうか。
短期、中期、長期、いずれをも見据えた上でのベストな戦略。
私の頭脳ごときでは、そういったことは見えませんが、プロフェッショナルの現場では、緻密にプランが立てられていることでしょう。
今後、リバプールが末永く強いチームであるために。
まず、ひとつの決断をくだすタイミングが迫っていると言っていいかもしれません。