プレシーズンの段階で、私としては、新シーズンこそジョー・ゴメスをセンターバックで起用してほしいということを書かせていただきました。
ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンが負傷をするという事態があったものの、ジョー・ゴメスはプレミアリーグ開幕以来、4試合連続でのスタメン出場を果たしていますね。
レスター戦で失点はしたものの、4試合で1失点というのは、まずは上々の滑り出しだと言っていいと思います。
このレスター戦ですが、ジョー・ゴメスは、マン・オブ・ザ・マッチにも選出されており、多くのジャーナリストやコメンテーターからの評価も総じて高かったようです。
何よりジョー・ゴメスには、若さがありますからね。
伸びしろが沢山あると思うし、ブレイクすれば、リバプールにとって大きな補強と同じ意味を持つのではないでしょうか。
もし、このままジョー・ゴメスがセンターバックとして高いパフォーマンスを続け、ブレイクしたならば、リバプールのセンターバックは、今後数年にわたりファーストチョイスが固まることに繋がるとも思います。
リバプールのセンターバックといいますと、ファン・ダイク、ジョエル・マティプ、デヤン・ロブレン、そこにジョー・ゴメスが加わり、4人の布陣で戦っていくことになります。
単純にいえば、2セットが用意できることに。
重要な試合では、まずファン・ダイクは外せない柱だし、そのパートナーを誰にするか?ということが、思案のしどころだと思います。
試合ぶりを見ていると、ファン・ダイクとジョー・ゴメスの関係性は良好なようだし、ジョー・ゴメス自身が、ファン・ダイクから学びたいという姿勢を語っており、良いパートナーシップを築いていけそうです。
デヤン・ロブレンが、ワールドカップで負傷をし、まだ回復していないという事実がある中、ジョエル・マティプは、既に帰って来ています。
それでも、ユルゲン・クロップ監督は、ジョー・ゴメスを使い続けている。
これは、センターバックのレギュラー争いで、ジョー・ゴメスが一歩リードしたと見てよさそうです。
イングランド代表にも呼ばれたジョー・ゴメス。
まだまだ秘めたる可能性がありそうに思えます。
当面は、ファン・ダイクとジョー・ゴメスのコンビで行きそうだし、その間にジョー・ゴメスとしては、どんどんアピールをすることですね。
今、大きな追い風が、ジョー・ゴメスには吹いていると思います。
このチャンスを自分の手でつかめるか!
非常に重要な時だと思います。
もし、トッテナム戦でも、クリーンシートで勝利することがあれば、それは大きなインパクトになるかと。
期待したいですね。
もちろん、ジョエル・マティプとデヤン・ロブレンの力も必ず必要になることでしょう。
9月は、超過密日程だし、4人が揃ってコンディションを整えておいてくれることを望みたいと思います。