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フィリペ・コウチーニョがいない時のリバプール

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昨シーズン、不振の渦に巻き込まれたリバプールにとって、唯一の救いは、フィリペ・コウチーニョの成長と躍動であったと、私は思っています。

そんなことを考えていたものですから、昨シーズンの途中、何度となく、「翌シーズンのリバプールは、コウチーニョが試合に出られないときの備えをしておく必要がある」と、書いてきました。

この夏、たしかにリバプールは、沢山の新戦力を獲得した。
しかし、肝心のコウチーニョに替わる役割を果たせるタレントがいるのか?と、問われれば、正直に言って答えに窮します。

補強をした新しい顔ぶれからすれば、ロベルト・フィルミーノが、コウチーニョの代役を果たすに、最も適切か?とも思っていましたが、キャラガー達が指摘するように、そういった起用法がなされなければ、何ら意味をなさない。

しかも、リバプールが苦しいのは、コウチーニョが背負っているものが、ゲーム・メイクだけではなく、ゴール、決定力という点においても、そうだということです。

開幕戦は確かに勝利した。
しかし、ある意味あれは、コウチーニョの個人技によるゴールだった。

コウチーニョだって人間です。
サスペンションを受けることもあれば、怪我をするリスクだってある・・・。

コウチーニョが不在のときのプランをしっかり用意しておかないと、あのマンチェスター・ユナイテッド戦のような試合を演じてしまうことになるということでしょう。

決して、リバプールには、才能あるプレイヤーが不足しているわけではないと、私は思っています。

簡潔にいえば、数あるメンバーを適切に、効果的に活用できていない。

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ウェストハム戦に続き、ユナイテッド戦でも完敗したことで、プレイヤー達は、メンタル面でもダメージを受けていると思います。

今のリバプールに必要なのは、難しい言葉を使って理論をかざす存在ではなく、しっかりと実戦で結果を出し、モチベーションをあげる陽性の存在なのか?
そんな風に思ったりする今日この頃です。

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