3-2での勝利をおさめたパリ・サンジェルマン戦。
2失点をした事実はありますが、全体を通じて、リバプールはチームとして厳しいディフェンスを実現していたと思います。
相手のエースであるネイマールをほぼ沈黙させたことは、特にトレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスにとって、大きな自信へと繋がることでしょう。
二人ともに、まだ若いだけに、このようなビッグマッチで経験を積み、勝利を味わうことは、今後の成長、その大きな助けになると、私は思います。
相手がどこであろうと、臆することなく、むしろ闘志あふれるプレイを見せてくれたトレントとジョーに、拍手を送りたい気持ちです。
一方、ことネイマール封じという意味では、中盤にいるベテラン達のハードワークが、大きな助けになっていたのも事実だと思います。
ジェイムズ・ミルナー、ジョーダン・ヘンダーソン、ジョルジニオ・ワイナルドゥム。
PSG戦では、この3人で中盤を形成したわけですが、非常に厳しく相手にプレッシャーをかけていましたね。
もし、一人がかわされたとしても、続けざまにチェックにいく波状攻撃。
ディフェンスをしつつ、相手を攻めていた!という印象を受けました。
PSG戦における中盤の3人、このセットでもビッグクラブを相手に十分に戦えることを立証したリバプール。
これは、今後のターンオーバーを考慮する上においても、よい材料になると思います。
また、本題に戻りますと、トレント・アレクサンダー=アーノルド、ジョー・ゴメスという若者達は、今回の経験から、一層の飛躍を果たしそうです。
よく、シーズン中に成長していくということがありますが、きっと二人ならば、それが出来るはず。
勝利を単純に歓ぶだけではなく、2失点をしたシーンを反芻し、今後に活かしていく。
そういったことをしっかりとやっていくことで、次はもっと良い試合ができる。
その点、若さというものは、柔軟性を持っていると思います。
リバプールの未来に、また光が見えた感がいたします。
ナイスファイト!でした。