ビルヒル・ファン・ダイクのことを書いてみたいと思います。
以前から私としては、ファン・ダイクはリバプールへ来て以来、より存在感を増し、スペシャルなプレイヤーになったと思ってきました。
土曜日に行われたアーセナル戦は、1-1のドローに終わりましたが、この試合でもファン・ダイクは傑出したパフォーマンスを見せていたと感じたところです。
攻守の要として、チームの肝になっているし、ファン・ダイクが凄いところは、本人が優れているだけではなく、周囲にプラスの効果を与えていることだと思うのです。
ファン・ダイクと一緒にプレイをすることで、ジョー・ゴメスがどれだけ成長をしたことか。
これは、リバプールにとって大きいのは言うまでもなく、イングランドにとっても歓迎すべきことではないでしょうか。
また、アンドリュー・ロバートソンやトレント・アレクサンダー=アーノルドにも、間違いなく良い影響を与えているだろうと。
おそらく、デヤン・ロブレン、ジョエル・マティプにもその影響は至っていると、私は思います。
対人に強く、フィードも出来るし、足元も上手い。
キックの丁寧さは素晴らしいものがあるし、何よりリーダーシップがある。
これは、スペシャルなセンターバックに違いないと思うわけです。
また、特筆すべきは、そのスピードであり、ジョー・ゴメスも速いセンターバックですから、このコンビがいることで、リバプールは相当助けられていると思います。
アーセナル戦では、セットプレイの際などには、相手ゴール前で、強さと上手さをも見せてくれました。
最低でも、ファン・ダイクは3本の決定的シュートを放っています。
そのどれもが、かなり高いレベルのものでした。
ここまで、あらゆる才能を持ったセンターバックは、世界中を見まわしても、そうはいないと実感します。
ちなみに、アーセナル戦におけるエコーのレイティングでは、ファン・ダイクが突出しており、一人9点という採点を受けていました。
この評価もうなずけます。
いまや、リバプールに欠かせない中心プレイヤーにファン・ダイクはなった。
それは確かなことではないでしょうか。
センターバックとしては、まだまだこれから良い時期を迎えるだろうし、これからが実に楽しみですね。
ファン・ダイクがいることで、若手のジョー・ゴメスもどんどん伸びることでしょう。
もしかしたら、近い将来、世界最高のセンターバックをリバプールは保持した!と、言われる時が来るかもしれません。