プレミアリーグ

ここまでにおけるリバプールの総得点・総失点から考えてみること


プレミアリーグは、第12節が終了しましたね。
フットボール界は、これからインターナショナルブレイクに入るため、しばしプレミアリーグの試合とは離れることになります。
正直、寂しいものがありますが・・・。
今回は、ここまでにおけるリバプールの総得点、総失点から、私なりに今後のことを考えてみたいと思います。

まず、リバプールですが、第12節を終えた時点で、9勝3分け無敗という記録を築いています。
これは、上々のスタートではないでしょうか。
ただ、マンチェスター・シティが、やはり予想どおり負けないという部分はありますが。

リバプールは、3試合で引き分けていますが、私なりにポジティブに捉えているのは、既にトッテナム、チェルシー、アーセナルとのアウェイゲームを終えていることです。
マンチェスター・シティとは、アンフィールドでドローでした。

ここまでのチーム総得点ですが、23ゴール。
総失点については、5点ということで、この失点数は、マンチェスター・シティと並ぶ最少のものです。

今シーズンのリバプールは、昨シーズンよりもディフェンス力が向上したことは、明らかな事実だと思います。
私としては、ビルヒル・ファン・ダイク効果が、非常に大きいと考えていますし、その影響が周囲に伝わってきているのではないでしょうか。
たとえば、ジョー・ゴメスの飛躍、成長は、その最たるものだろうと。

また、ゴールキーパーには、念願のアリソンを獲得しています。
両サイドバックについては、まだ若いわけだし、今後数年、リバプールのディフェンスは、より充実していくことでしょう。

さて、総得点の23という数字は、あるいは物足りないという考えがあるかもしれません。
実際、数字的にはアーセナルの方が26ゴールと、リバプールよりも得点をあげています。

しかし、ディフェンスと比べて、攻撃面については、好不調の波が大きい部分があると思うし、必ずこれから上昇気流に乗れると、私は思っています。

モハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ。
この3人は、まだまだこれからピークを迎えることでしょう。

さらに、今シーズンから加入したシェルダン・シャキリも調子がいいし、プレミアリーグにフィットしてくれば、ナビ・ケイタの存在もある。
必ずや、今後得点力がアップする!と、私が思う由縁です。

ただ、今後注目すべき点として、採用するシステムの問題がありそうです。
リバプールは、流動的に動くスタイルですが、基本形はといえば、ずっと4-3-3でやってきました。
それが最近は、4-2-3-1を試しはじめている。

ボビーが下がったポジションを取るシーンが、以前よりも多く見られるようになっていますが、果たして、どちらのシステムを優先するのか。
ここには、注目したいと思っております。

ボビーは、ある意味オールラウンダーですから、どんな役割でもこなしてしまうでしょうが、強力な破壊力を生むためには、どの形がベストなのか。
そこは、今後考えていきたいですね。

ファビーニョが、中盤の底を一人でカバーできるようになれば、それも変わってくるのか?
この点にも、留意して見ていきたいと思います。

いずれにしても、プレミアリーグで最少失点を誇るディフェンス力。
これは、最終ラインのプレイヤーだけではなく、チーム全体での貢献によるところが大きいことでしょう。

あとは、攻撃力が火を噴くときを待ちたいですね。
必ずや、やってくれると、私は思っています。

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