フェルナンド・トーレス。
アトレティコ・マドリードからリバプールへやって来たのは、2007年夏のことでした。
リバプールファンは、9番を背負ったスペイン人を心から応援した。
また、フェルナンド・トーレスも、よく期待に応えましたね。
名実共に、リバプールのエースとなっていたフェルナンド・トーレスですが、2011年の1月に、チェルシーへの移籍が発表されることに。
このときの驚きと落胆。
私は、いまでも憶えています。
いろいろなことがありましたが、歳月は流れ、いまやフェルナンド・トーレスは日本へ来ていますね。
そのフェルナンド・トーレスが、リバプールのこと、チェルシーのこと、そして今シーズンのプレミアリーグ・タイトルを獲ってほしいチームについて語ったそうです。
Sky Sportsが報じています。
(Fernando Torres)
ぼくは、彼等いずれのチームもが、どの試合でも勝ってほしいと望んでいるよ。(リバプールとチェルシーのこと)
彼等が対戦をするときには、ぼくは試合を観たくないんだ。
どちらのチームにも、ぼくは思いを持っているからね。
リバプールは、ぼくのキャリアにおいて、最高の時だった。
ぼくは、街をサポーターをクラブを愛した。
今でも交流があって、そこにいた時からずっと、我が家のように感じさせてくれたよ。
チェルシーは、プレイヤーとして望むもの、トロフィーを獲らせてくれたね。
素晴らしい思い出がチェルシーにはある。
だから、選ぶのは難しいね。(プレミアリーグの勝者)
チェルシーには、一緒にプレイをしたチームメイトがまだいるけど、リバプールには、誰もいなくなってしまった。
ただ、アルベルト・モレノとは、代表チームで一緒にやったことがあるよ。
ぼくは、今でもスタッフとは交流があるし、彼等にとって最高のものを望んでいる。
リバプールが、プレミアリーグで勝利することが、どれだけ重要かをぼくは知っているしね。
上手くいけば、彼等はプレミアリーグのタイトルを獲れると思う。
チェルシーは、後年に獲れるだろうね。
今シーズンについては、チェルシーよりもリバプールにタイトルを獲ってほしい!
とは、Sky Sportsが、フェルナンド・トーレスの声として記事にしていたことです。
チェルシーは、やがて後年タイトルを獲るだろうとしつつ・・・。
今シーズンのリバプールは、もしかしたらプレミアリーグがスタートして以来、最もタイトルに近い状況にあるかもしれません。
大きなことを為すには、一歩ずつの積み重ねが大切だし、いつも申し上げることですが、一試合ずつに集中して、大切に戦っていきたいですね。
その結果、プレミアリーグのタイトルを獲ることが出来れば、これ以上の幸せはありません。