今シーズンのリバプールを見ていると、まずディフェンス力が格段に向上していることが分かります。
それは、チームの失点数を見ても明らかだと思うところです。
一方、攻撃に関しては、まだ本来のパフォーマンスを発揮するには至っていない感がありますが、こちらの方は時間と共に改善していくと、私は思っています。
ここまでにおけるリバプールの戦いぶりを見たとき、チャンスメイクの多くは、左サイドバックのアンドリュー・ロバートソンから生まれていると、私は感じております。
やはり、あの質が良く正確なクロスは魅力的ですね。
ロボが供給するクロスは、たとえゴールに結びつかないことがあったとしても、相手ディフェンスにとって脅威になっていると思うし、ロボが高い位置を取ることで、相手ディフェンスラインを開くことに成功していますね。
今シーズンのリバプールを見ていると、両サイドバックがウィングのような役割を果たすことも多く、その際にはミッドフィールダーが空いたスペースへカバーにまわる。
そんなシーンも見受けられます。
よく鍛えられているからこそ出来る芸当ではないでしょうか。
たとえば、ロボがウィングの位置まであがった際には、ジェイムズ・ミルナーが左サイドのスペースを埋める働きを惜しみなくこなしている姿が目に付きます。
チームとしての約束事でもあると思うし、リバプール自慢の流動性と連携の妙が見て取れますね。
実際、ロボのクロスは、相手ディフェンダーとゴールキーパーの間に低い弾道で入れることも多く、守る側としては、実に嫌なボールだと思います。
週末のワトフォード戦でも、ロボの活躍に期待をしたいと思っていますが、スコットランド代表のキャプテンでもあり、コンディション面が戻っていればいいのですが。
ひとつ、ポジティブな部分をあげるとすれば、シーズン序盤の戦いぶりを見たとき、私としては、ロボとナビ・ケイタのコンビは、いい感じだったと思っています。
ナビ・ケイタが負傷から戻った今、より磨きをかけてほしいですね。
まずはワトフォード戦に集中!
そして、ビッグマッチとなるPSG戦ですね!
連勝!と、行きたいところです。
そのためには、ロボの活躍は必要不可欠かと。