先ほど、アンフィールドで開催されたプレミアリーグ第14節、リバプール対エバートン戦が終了しました。
試合結果ですが、1-0のクリーンシートで、リバプールが勝利しています。
今回の勝ち点3については、非常に大きなものになったと思います。
率直に言って、エバートンはいいチームをつくってきていると感じたところです。
特に、守備の集中力が高かったのではと。
さて、今日の試合での決勝ゴールを決めたのは、途中からピッチへ送り出されたディボック・オリギ。
シュートが決まった時間ですが、実に90+6分のことでした。
追加タイムは、4分間が取られていましたが、エバートンのプレイヤーが傷みを訴えたりして、アディショナルタイムが伸びたもの。
おそらく、ディボック・オリギのゴールが生まれたシーンは、この試合でのラストプレイだったと思います。
ファーストハーフに関しては、リバプールに絶好のチャンスが数回訪れておりました。
特に、サディオ・マネは貪欲にゴールを狙っていたし、実際惜しいシーンがあったと思います。
一方、エバートンにも決定機があり、アリソンがビッグセーブをし、またジョー・ゴメスがナイス・カバーをしてゴールを守っています。
まさに、ディフェンス陣が一緒になって執念を見せたシーンだったと思います。
さて、ディボック・オリギのゴールですが、90+6分。
自陣でフリーキックを取ったリバプール。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、キッカーになり、間違いなくロング・ボールを前線へ供給するプランだったことでしょう。
しかし、慎重になったか?
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、キックをするまでに多少の時間がかかりました。
すると、後ろからやって来たアリソンが、トレントにプレイを促すようにスタートする短いキック。
トレントとしては、相手ゴール前にボールを放り込むしか選択肢はなかったと思います。
しかし、そのボールも弾き返されます。
ただ、クリアボールがファン・ダイクのものとなり、ファン・ダイクはボレーシュートを狙います。
ファン・ダイクのボレーは、完全なミスキックで、ふかしてしまいました。
ミスキックだったことは、キックをした直後のファン・ダイクのジェスチャーでも明白。
しかし、完全なミスキックが幸いして、ボールが伸びず、ふわりと落ちてきます。
そのボールがエバートンのゴールバーに当たり、ゴール前に張っていたディボック・オリギの目の前へ・・・。
オリギがすることといえば、目の前に来たボールに触るだけでした。
とはいえ、本当に久しぶりの出場となったオリギは、文字通りラッキーボーイになりましたね!
しっかりとゴールを決めるポジションにいたということを誉めたいと思います。
それにしても、信じられないようなゴールでした。
私、曲がりなりにも長くフットボールを観ておりますが、こういう結末は初めてです。
今日はドローかと思った方々も多かったことと思います。
しかし、リバプールは勝った。
また、この試合でもクリーンシートを達成したことを忘れてはいけませんね。
なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■71分:シェルダン・シャキリ → ナビ・ケイタ
■74分:モハメド・サラー → ダニエル・スタリッジ
■84分:ロベルト・フィルミーノ → ディボック・オリギ
最後に投入したピースがディボック・オリギ。
今回ゴールを決めたことで、ポジティブな方向へ進んでほしいですね。
リバプールにとって、実に大きな勝ち点3だと言っていいと思います。