このところ、メディアに取り上げられる頻度が高まっている感のあるパリ・サンジェルマン所属のミッドフィルダー、アドリアン・ラビオ(フランス)ですが、周囲では様々な思惑が交錯しているようです。
実際、アドリアン・ラビオを巡る記事については、メディアによって温度差があると思います。
以前から出ていた情報をまとめると、アドリアン・ラビオには、リバプール、トッテナム、バルセロナが関心を深めているとされてきました。
アドリアン・ラビオに関しては、今年の夏でパリ・サンジェルマンとの契約が満了となり、この契約を延長する可能性はかなり低いようです。
それを表すかのように、12月になると、PSGはアドリアン・ラビオを試合に起用しなくなってきています。
バルセロナあたりは、PSGとの契約が満了となり、フリーになった状態のアドリアン・ラビオを獲ろうとしているとの説がありますが、PSGとしては、フリーで出すよりは、1月のうちに売ってしまいたいという目論みがあるとも、多々報じられています。
そんな中、ESPNが報じるところによれば、アドリアン・ラビオ側は、トッテナムからのオファーを断ったと報じています。
また、フランスのL’Equipeとしては、リバプールが関心を持ち続けているとの見解を示しているそうです。
同誌では、一部バルセロナとアドリアン・ラビオが合意に達したとの報を撤回する事態になっていると。
これは、ネイマールの件を巡って、バルセロナとPSGの関係が悪化していることに起因しているとしています。
アドリアン・ラビオとしては、このまま時間が過ぎるのを待ち、新シーズンには意中のクラブへ行くという選択もありますが、PSGでプレイをさせてもらえない状況下、1月の時点で移籍をするという選択肢も消えてはいないと見るべきでしょうか。
まず、そもそもリバプールには、もう一人ミッドフィールダーが必要なのか?というところから考える必要はあるだろうし、もし必要だとして、それはアドリアン・ラビオが適任なのか?という議論もあることでしょう。
こればかりは、正式に決まるまでは何とも言えませんね。
移籍絡みの話は、常にそういう世界ですが、またこの季節がやって来たという感を新たにいたします。