アダム・ララーナのことを書きたいと思います。
近年は、怪我に悩まされることが増えているわけですが、先日のクリスタルパレス戦では、途中からピッチへと入り、元気な姿を見せてくれました。
あえて今回アダム・ララーナのことを取り上げてみたいと考えたのは、残りシーズンにおいて、リバプールがより強さを増し、勝ち続けるために、彼の力が必要だと思っているからです。
アダム・ララーナが、クリスタルパレス戦で投入されたのは、87分のこと。
ファビーニョに代わっての出場でした。
プレイをした時間は、10分弱程度でしたが、私なりにその姿、プレイぶりを見るに、アダム・ララーナらしい動きを見せていたと感じました。
アダム・ララーナが入ると、ややもすれば単調になりがちな時でも、アクセントをつけることができますね。
流れを変えられるタイプだと思います。
1988年5月10日生まれのアダム・ララーナは、30歳になっています。
しかし、まだまだ第一線でやれる年齢だと思うし、両足を使えるテクニックに裏打ちされるように、狭いエリアでもプレイが可能です。
もちろん、フリーランニングもアダム・ララーナが持つ魅力のひとつ。
リバプールは、今シーズンの補強でシェルダン・シャキリを獲得しており、シャープな動きを見せてくれています。
とはいえ、シェルダン・シャキリといえども、シーズンを通じて、常にベストな状態を維持できるとも限らず、その場合、アダム・ララーナの存在は、リバプールにとって必要不可欠だと思う次第です。
ユルゲン・クロップ監督は、アダム・ララーナには『創造性』があると語っていました。
まさしくそのとおりだと思うし、中盤、あるいはエリア全体においてスパイスを効かせることができる。
そんなプレイヤーではないでしょうか。
今シーズンにおける出場機会は、率直に言って十分とは言えませんが、今後プレミアリーグ、さらにはチャンピオンズリーグの重要な試合が沢山巡ってきます。
私は、リバプールがさらに強力なチームとなるために、このアダム・ララーナには、おおいに期待をしています。
ぜひ、もう一花咲かせてほしいですね。
がんばれ!ララーナ!