ユルゲン・クロップ監督がリバプールへやって来て以来、年々チーム力が向上しているのは、まぎれもない事実だと思います。
また、ユルゲン・クロップ監督が行ってきた補強も、その多くが大当たりですね。
贔屓目なしに、今シーズンのリバプールは、プレミアリーグ、チャンピオンズリーグのタイトルを狙えるチームになって来ていると思います。
それを前提として、タイトルを獲るために、欠かせないこともあると、私なりに考えていることがあります。
その答えは、至ってシンプルで、ビルヒル・ファン・ダイクとアンドリュー・ロバートソンが怪我をしないこと。
この二人を欠いてしまうと、なかなか厳しい状況になるのは確かだと思います。
長いシーズンですから、オフを与える必要もありますが、怪我による長期離脱だけは避けたいですね。
今シーズンのリバプールが躍進を遂げている理由は、いろいろありますが、いわゆる代えの効かないプレイヤーとして名前をあげるならば、ファン・ダイクとロボになるだろうと、私としては思っています。
リバプールのディフェンスラインは、トレント・アレクサンダー=アーノルドやジョー・ゴメスなど、若い布陣だと言っていいと思います。
そんな中、失点数が極めて少ない成績をおさめてきているリバプール。
ファン・ダイクとロボがもつキャプテンシーも、おおいに寄与していると思うのです。
くしくも、ファン・ダイクはオランダ代表のキャプテン。
ロボは、スコットランド代表のキャプテンです。
このキャプテンシーが、チームに与えているプラスの影響は、計り知れないものがある。
私は、そう思っています。
ファン・ダイク、ロボ二人共に、若干出場過多な部分はあるかもしれませんが、リバプールは、国内カップ戦の試合がなくなっています。
残念なことではありますが、むしろ今シーズンに限っては、アドバンテージにしたいですね。
ファン・ダイクとロボが、シーズンを通じて良いコンディションを保ち続けること。
そうしたとき、リバプールがタイトルを獲る可能性は、かなり高くなって来るのではないでしょうか。