プレミアリーグ

才能を発揮しはじめたファビーニョ リバプールの中盤がより良くなる兆し


ファビーニョのことを書いてみたいと思います。
3-0のクリーンシートで、ボーンマスに勝利したリバプールにあって、この日は中盤の3人が特に効いていたと思います。
これまでとは異なる中盤の組合せで試合に臨んだリバプールでしたが、よく機能していたし、今後へ向けてポジティブなことではないでしょうか。
ボーンマス戦で中盤を構成したのは、ジョルジニオ・ワイナルドゥム、ナビ・ケイタ、そしてファビーニョでした。

ジョルジニオ・ワイナルドゥムの活躍ぶり、奮闘については素晴らしいものだったし、ナビ・ケイタもこれまでにないようなパフォーマンスを見せた。
その上で、忘れてはいけないのが、ファビーニョのプレイぶりだったと思います。

ボーンマス戦におけるファビーニョのパフォーマンスについては、リバプールのOBであるダニー・マーフィーも素晴らしかった!と讃辞を送っています。

ファビーニョは、ブラジル代表でもあり、足元が上手いのは言うまでもありません。
プレミアリーグにフィットするには、まだ時間がかかると言われ続けてきましたが、もう大丈夫!というふうに、私は思っています。

ファビーニョが中盤に入ると、縦へのパスが効果的に供給されるシーンが増える。
私は、そう感じています。
また、ディフェンス面でも、鋭いタックルが魅力的ですね。
ファビーニョのタックルは、独特の間合いを持っており、滑り出してからのスピードが速い。
実にシャープで、的確です。

これから、さらにどんどんプレミアリーグに馴染んでいくだろうし、リバプールのプレイスタイルにもフィット感を増していくことでしょう。
率直に楽しみです。

リバプールは、加入当初出場機会がなかったアンドリュー・ロバートソンをシーズン途中から重用し、不動のレギュラーにしたという実績があります。
また、アレックス・オックスレイド=チェンバレンに適正な役割を与え、ワンランク上のプレイヤーに育てたのも事実。
それを考えると、今後のシーズンにおいて、ファビーニョがリバプールの強力なピースになる可能性は高いと、私は考えています。
ボーンマス戦で構築された中盤のトリオが機能することが分かったことは、リバプールにとって実にポジティブだった。
それが、私なりに愚考することです。

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