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すぐに改善をしてくるロベルト・フィルミーノ スキルの高さを見せつけたボーンマス戦

Roberto Firmino


ロベルト・フィルミーノのことに触れてみたいと思います。
あのウェストハム戦でのパフォーマンスは、ロベルト・フィルミーノにとって納得のいくものではなかったと思います。
私が思うには、相当な疲労が蓄積していたのではと。
しかし、すぐにパフォーマンスを改善、修正してくるところが、ボビーの良さであり、一流の証ですね。
ボーンマス戦でのプレイぶりは、まさに秀逸でした。

私としては、ロベルト・フィルミーノのコンディションをベストに取り戻すには、あと少しの時間がかかると思っています。
それでも、ボーンマス戦で見せたモハメド・サラーへのアシストは、ボビーならでは!
相手ディフェンダーがまったく予想も出来ないパスを繰り出しています。

ヒールでアートのようなパスをモーへ出したボビー。
あれは、瞬時に足の裏を使った技ありのパスだったと思います。

その場面とは違うところでも、ボビーは、何度かのスペシャル・プレイを見せていました。
ごく僅かにパスミスがあったことは、まだ疲労が完全には抜けていないからだと、私は思っています。

思えば、ボビーは働き詰めで来ていますからね。
そういった意味では、バイエルン・ミュンヘン戦までに長いインターバルを取れることは、ポジティブな要素になると、私は思っています。
これでボビーは、心身共にリフレッシュも出来るだろうし、また素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。

冒頭で、ウェストハム戦での出来映えのことを書きましたが、だからといって、私はボビーを責める気持ちになど、まったくなりませんでした。
それくらい、ボビーは常にハードワークをしてきたし、ベストコンディションでなければ、ディフェンス面でチームに貢献をしてきた。

ロベルト・フィルミーノの存在は、ユルゲン・クロップ監督が目指すフットボールを実現するために必要不可欠だと思うし、リバプールのエンジンであり、時に頭脳にもなります。
素晴らしいプレイヤー。
ぜひ、しばしのオフの間に、リフレッシュして、最高のボビーを見せてほしいですね。
バイエルン・ミュンヘン戦では、また大活躍をしてくれることでしょう。
どんなプレイヤーであっても、シーズンすべての試合で、ベストパフォーマンスを発揮できるわけではないと思うし、その点、すぐに次の試合で修正してくるボビーはさすが。
私は、そう実感しています。
がんばれ!ボビー!

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