プレミアリーグ

リバプールがプレミアリーグ暫定首位に


現地時間日曜日に開催されたプレミアリーグ第31節のフラム戦で、1-2の勝利を収めたリバプールですが、これによりプレミアリーグの暫定首位となっています。
マンチェスター・シティとは、1試合の消化が多い状況ですが、こういう試合で勝ち点3を積み上げることは、非常に重要だと思います。
万が一、リバプールが勝ち点を落とすことになっていたら、マンチェスター・シティを勢いづかせていたことでしょう。

リバプールが、先に試合を行い、勝ち点3を取っておくことで、ライバルチーム達は、負けもドローも許されない状況での試合となり、プレッシャーを与えることができます。
そういったことから、こと暫定とは言っても、おおいに意味のあることではないかと。

率直に言って、フラムと対戦をしたリバプールにとって、決して楽な試合ではありませんでした。
しかし、シーズンの中にはそういう試合もあるだろうし、こういうときに勝ち点3を取り切ることの重要性は高いと思います。

私なりに思うには、状況的にみれば、リバプールにとっては簡単な試合ではなかったのだろうと。
チャンピオンズリーグを戦った後の試合というものは、どうしてもフルスロットルで行けないケースが多いですからね。
それを考えれば、楽勝ではなかったものの、フラムから勝ち点3を取った意味は小さくないと思うのです。

長いシーズン。
チームとしてベストの状態で臨めない試合が出てくることはやむを得ない部分があると思います。
大切なのは、そういう試合のときに勝ち点を落としてしまうのか、万全ではなくても勝ち点3を取るか。
この違いが、タイトルを狙えるチームと、そうでないチームの差だと言ってもいいと思うのです。

フットボール界は、これから代表戦へと入って行きます。
この期間を有効活用することが大切だし、リバプールの場合には、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、ジョー・ゴメスが復帰に近づく時間的余裕ができます。
この二人が帰って来ることは、言葉で表せないほどにポジティブなこと。
フラム戦では、反省すべきところもありましたが、次への糧にすればいい。
リバプールが、すべきことは単純明快で、残りシーズンにおいて全勝でいくこと。
そこで大切なのは、目の前の1試合、1試合で、着実に勝ち点3を積み上げていくことですね。
そういった意味で、フラムから勝利をあげたことは、必ず後々に生きてくると、私は思います。

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