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リバプールの躍進を支える影の功労者 ジョルジニオ・ワイナルドゥム


2018-2019シーズンのプレミアリーグで、堂々たる首位争いを演じているリバプール。
昨シーズンは、マンチェスター・シティの独走を許したわけですが、リバプールの躍進が優勝争いを興味深いものにしているのは確かだと思います。
リバプールが、好調を維持してきた要因はといえば、いろいろあると思いますが、まずはじめにディフェンス力の向上がありますね。
それを踏まえた上で、今回は中盤における功労者について書いてみたいと思います。

私としては、ジョルジニオ・ワイナルドゥムの名前をあげたいと。
決して派手さのあるプレイヤーではありませんが、ジニが果たしているチームへの貢献度は、かなり高いものがありそうです。

率直に言って、シーズン前において私は、ジニの出場時間は減少するかもしれないと読んでいました。
ナビ・ケイタ、ファビーニョの加入があったからです。
しかし、シーズンが始まって以来、ジニは重用されており、ミッドフィールダーとしては、リバプールで最長のプレイ時間を誇っています。

ここまでのプレミアリーグで、出場したのは28試合で、内スタメンが26試合。
かなりハードワークをしているし、いまや欠かせない存在になったと言えそうです。

Georginio Wijnaldum

ジニの場合には、ボールのキープ力も高く、簡単には相手に奪われない強さとしたたかさがありますね。
ジニがいることで、苦しい展開のときでも、リバプールは中盤にタメをつくることが出来ている。

シーズン中には、怪我や体調不良もあった中、それでもこれだけの試合出場数、プレイ時間を誇っているのは、特筆すべきかと。
それだけ、ユルゲン・クロップ監督の信頼が厚いということだと思います。

中盤でジニが見せる粘り腰。
これも、見どころですね。
ジニがボールをキープしたとき、それを奪うのは非常に難しい。
リバプールにとっては、ジニがいることで、局面を打開するきっかけにすることが出来る。
シーズンを通じて、常にユルゲン・クロップ監督がチョイスしているミッドフィールダーは、ジニだと言っていいと思います。
まだ、リバプールからの契約延長オファーはないようですが、おそらくその日も近いことでしょう。
これからシーズンは重要な時期を迎えるし、ぜひジニには一層の活躍を期待したいと思います。

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