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リバプールを我が家のように感じている(アリソン)


昨年の夏、ローマからリバプールへとやって来たアリソン。
プレミアリーグは初挑戦ですが、最初のシーズンから素晴らしい記録を残してきていますね。
リバプールの人々が話すイントネーションには多少苦労したようですが、それもアリソンにとっては苦になっていないようです。
アリソンは、リバプールは我が家のようだと語り、ピッチの内外で幸せだとしています。

ワールドクラスのゴールキーパーを獲得することは、リバプールの悲願でした。
そこでやって来たアリソンは、期待を裏切らない活躍をしています。
今シーズン、アリソンがリバプールでプレイをした公式戦は、プレミアリーグとチャンピオンズリーグをあわせて39試合。
そのうち20試合でクリーンシートを達成しており、許したゴールは僅か26失点という好成績です。

また、プレイぶりは勿論、本当に良いキャラクターをしているな!と、私は実感しています。
とても優しい目をしたアリソン。
リバプールファンからも愛されるはずです。

そのアリソンですが、リバプールで自分が幸せに過ごしていることをofficial Liverpool FC magazineに寄せています。
この場では、その一部ですが、アリソンの言葉を私なりにまとめてみたいと思います。

Alisson Becker

ぼくは、英語を学び続けているよ。
最初の難関は、アクセントに慣れることだったんだ。
英語(ブリティッシュ)のものだけではなく、リバプールのアクセントだよ!
でも、どうにか対処できるようになってきたんだ。
人々のことを理解できるし、チームメイト達ともコミュニケーションが取れる。
これって、とっても重要なことなんだ。
ぼくがここへ来たとき、誰しもがぼくにとって重要だと感じたよ。
ブラジル人に限らずね。
ロベルト・フィルミーノは、既にここにいたし、ファビーニョは、ほとんど同じ時期にここへやって来た。
すべてのプレイヤーが重要なんだよ。
UK出身だろうと、他の場所出身であってもね。
ぼく達がチームとして持っている力をぼくは賞讃もしている。
どのプレイヤーも高いクオリティーを持っているしね。
だけど、ぼくにとって最も重要なのは、チームのスピリットなんだ!
ぼくは、ここを我が家のように感じているよ。
我が家とは、心の宿った場所であり、ファミリーであることさ。
ぼくの家族はここにいる。
娘も妻も、ここに住んでいるからね。
両親だって来ることが出来るよ。
ぼくの兄弟はポルトガルに住んでいるから、そう遠くはないから、来ることも出来る。
それも助かっているよ。
ブラジルのことを考えると恋しいけれど、ぼくはここで歓迎されているからね。
本当に我が家のように感じるんだ。
全員が、ぼくを受け容れてくれたよ。
ファンは、とっても親切だし、ぼくは、ここリバプールで、とってもハッピーなんだ。

娘さんや奥さんのことを思い、ご両親のこと、兄弟のことを思う心優しきアリソン。
チームメイトやファンとの絆についても言及していました。

アリソンは、きっと多くの人々から愛されるキャラですね。
リバプールは、ブラジルと比べたら寒いとは思いますが、心はあたたかい。
そんな場所であり続けてほしいと思います。
それにしても、アリソンの英語がスカウスになる日も近いと思うと、つい微笑みたくなる私がいました。

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