プレミアリーグ 試合日程・結果

サウサンプトン対リバプール戦(プレミアリーグ第33節)の結果と感想


先ほど、プレミアリーグ第33節のサウサンプトン対リバプール戦が終了しました。
試合は、1-3のスコアで、リバプールが逆転勝利をおさめています。
これにより、リバプールは暫定首位に立っています。

リバプールは、9分の段階で失点を許しますが、その後見事に3ゴールを決めています。
まず、得点経過については、次のとおりです。

▲9分:失点
■36分:ナビ・ケイタ
■80分:モハメド・サラー
■86分:ジョーダン・ヘンダーソン

同点ゴールとなったナビ・ケイタのゴールですが、これはリバプールへ加入しての記念すべき初ゴールとなります。
トレント・アレクサンダー=アーノルドが、右からあげたクロスにナビ・ケイタがヘッドで合わせたもので、今回のゴールで、何かが吹っ切れてくれればいいな!と、期待します。
トレント・アレクサンダー=アーノルドにボールが渡る前における、アンドリュー・ロバートソンのクロスも効いていました。

逆転ゴールとなった80分にモハメド・サラーが決めたゴールは圧巻でした。
相手コーナーキックを逆手にとってのカウンタ-!
リバプールが最も得意とする形で、モハメド・サラーがドリブルで独走!
そのまま左足で強烈なシュートを蹴り込んでいます。
このとき、しっかりとモーの左側にロベルト・フィルミーノが併走していたことも効いていたと思います。

だめ押しとなったジョーダン・ヘンダーソンのゴールですが、後方からの長いロングパスを受けたロベルト・フィルミーノが、相手ボックス内で切り返し。
丁寧なクロスを供給し、ゴール前へ凄い勢いで走り込んで来たヘンドが、押し込んでいます。
ヘンドにとっては、今シーズンのプレミアリーグでの初ゴールとなっています。

ファーストハーフにおけるサウサンプトンのプレイぶりは良かったし、下位にいるチームとは思えませんでした。
しかし、やはりチームが持っている地力の違いでしょうか、リバプールが盛り返し、要所を締めた試合でした。

リバプールペースに試合の流れが訪れたのは、59分に2枚代えをしたタイミングからだったと思います。
ベテランのジェイムズ・ミルナーと、キャプテン、ジョーダン・ヘンダーソンをピッチへと送り込んだユルゲン・クロップ監督。
この采配により、明らかにリバプールに流れがやってきました。

ヘンドは、気迫あふれるプレイで、自分もいるのだ!ということをアピールしたし、ナビ・ケイタもプレミアで初ゴールを決めた。
ポジティブなことですね。
今後へ繋がる試合になったと思います。

なお、リバプールは3人の交代枠を使っています。
■59分:ジョルジニオ・ワイナルドゥム → ジェイムズ・ミルナー、トレント・アレクサンダー=アーノルド → ジョーダン・ヘンダーソン
■88分:ナビ・ケイタ → デヤン・ロブレン

勝利が必須だったリバプール!
今日もミッションを果たしました。
勝ち点3こそが必須だった試合だけに、また次の試合へ向けてモチベーションを高めたいですね。
見事な逆転勝利でした。
最後に書き足せば、迫力のあるカウンターで独走し、ゴールを決めたモーは、プレミアリーグでのリバプール50ゴールを達成し、フェルナンド・トーレスが保持していた最短50ゴール記録を更新しました。
これでまた、量産してくれることでしょう。

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