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シーズン終盤へ来てフィットしてきたナビ・ケイタ


ナビ・ケイタのことを書いてみたいと思います。
大きな期待をかけられて今シーズンからリバプールへ加わったわけですが、プレミアリーグへフィットするまでに時間がかかり、一部メディアでは一年で放出などという記事さえ出ていたほどでした。
しかし、ここへ来てナビ・ケイタは秀逸なパフォーマンスを見せており、今後も戦力として計算が出来るようになったと思います。
これは、ラストスパートを仕掛けたいリバプールにとってポジティブなことですね。

ナビ・ケイタは、直近の2試合でスタメン出場を果たしており、サウサンプトン戦、ポルト戦と連続ゴール中です。
フットボールにおいて、ゴールを決めることがすべてではありませんが、新天地でプレイをする場合において、ゴールを決めるということは、何よりも自信に結びつくものだと思います。
そういった意味で、ナビ・ケイタの今後は、実に楽しみですね。

2試合連続ゴール中と書きましたが、ナビ・ケイタはディフェンス面でもハードワークが出来ていたと感じます。
ここへ来てフィットしてきたことは、チャンピオンズリーグの試合もある中、中盤のやり繰りに選択肢が増えたと言っていいでしょう。

昨シーズンのことを思い出すと、リバプールは中盤に負傷者が相次ぎ、選択肢がない中でチャンピオンズリーグのファイナルまで辿り着きました。
それと比べれば、今シーズンはポジティブな材料も出来たと言えそうです。

私なりに思うには、ナビ・ケイタに必用だったのは自信を持つことだったし、思い切りの良さだったのではないかと。
4月になって好パフォーマンスを見せ、数字も残したことで、ナビ・ケイタが覚醒する可能性も見えてきました。

友人のサディオ・マネは、以前から変わらずナビ・ケイタの才能を賞讃しているし、ファン・ダイクもLFCのオフィシャルにおいて、ナビ・ケイタのスキルには日々驚かされているという趣旨の発言をしていました。
それだけのものを持っているプレイヤーなのだろうし、トレーニングで好調だからこそ、ユルゲン・クロップ監督もスタメンで起用した。
そういうことだと思います。
ナビ・ケイタが躍動し、フォーメーションに入ってくれば、アレックス・オックスレイド=チェンバレンの復帰を急がせる必用もなく、じっくりと万全のコンディションを整えることができる。
いろいろな意味で、ナビ・ケイタがブレイクし始めたことは、リバプールにとって大きな要素となりそうです。

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