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あれから30年 ヒルズボロの悲劇 心から哀悼の意を表します


リバプールファンにとって、さらには世界のフットボール関係者にとって忘れてはならないこと。
ヒルズボロの悲劇。
あの大きな事故が起こってから、今日で30年目を迎えます。
お亡くなりになった96人の方々に、心から哀悼の意を表します。

ヒルズボロの悲劇とは、シェフィールドのヒルズロボスタジアムで開催されるはずだったFAカップ、リバプール対ノッティンガム・フォレストの試合で発生した、あまりにも悲しい事故でありました。

ゴール裏のスタンドに収容能力を超える観客が入場し、スタジアムが崩壊するという惨劇に。
96名の皆さんが亡くなり、766人の重軽傷者を出すという惨事に発展しました。

ヒルズボロの悲劇が起こったのは、1989年4月15日のこと。
あまりにも犠牲は大きく、リバプールは、その出来事を風化させてはならないと、常にご遺族に寄り添い、毎年この日にはセレモニーも続けてきています。

この事件をきっかけとして、イングランドはスタジアムの安全性を高めるための対策を打っていくことになります。
お子さんからお年寄りまでが、安心して通えるスタジアムに。
そういった意識を再認識させるきっかけになったと言ってもいいでしょう。

私はここに、重ねて犠牲になられた96人の方々に、心からの哀悼の意を表したいと思います。
また、決して忘れてはいけないのは、そのご家族のこと。
長い歳月にわたり、過失がどこにあったのかという議論がなされてきましたが、3年前のこと、運営者側の観客誘導、救助措置に瑕疵があったことが認められ、大きな動きがあったところです。

フットボールを楽しみ、安心して誰もが観戦できる環境をつくること。
これが、残された人々の責務だとも思います。
96人の命の尊さを思うとき、これからのフットボール界が、このことを教訓として、より良い運営がなされることを切に願います。
YNWA

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