先ほど、チャンピオンズリーグ準々決勝セカンドレグのポルト対リバプール戦が終了しました。
この試合は、1-4のスコアでリバプールが勝利を飾っています。
2試合トータルでは1-6という大差がつき、リバプールの準決勝進出が決まりました。
まず、得点経過からまとめておきたいと思います。
■26分:サディオ・マネ
■65分:モハメド・サラー
▲68分:失点
■77分:ロベルト・フィルミーノ
■84分:ファン・ダイク
大きかったのは、決して良い立ち上がりとは言えなかったリバプールにアウェイゴールとなる先制点が来たことだと思います。
決めたのはサディオ・マネ。
一度はオフサイドの判定が出ましたがVARでの確認となり、ゴールが認められています。
このゴールは、相手ボックス内で密集する中、モハメド・サラーが強めのパスをサディオ・マネに出し、マネが鋭い反応で押し込んだものでした。
リバプールの2点目となったモハメド・サラーのゴールですが、これはカウンターから決まりました。
トレント・アレクサンダー=アーノルドのスルーパスがモーに通り、ゴールキーパーが出て来るところを見極めたモーが落ち着いて決めています。
このカウンターに至る陰の功労者は、ロベルト・フィルミーノでした。
自陣にディフェンスへと戻り、マイボールにしたところからカウンターがスタートしたもの。
そのボビー自らが、77分にはヘッドで決めます。
ジョーダン・ヘンダーソンが右から上げたピンポイントクロスに反応し、しっかりと決めきっています。
更にだめ押しとなったファン・ダイクのゴール。
これは、左からのコーナーキックをジェイムズ・ミルナーが蹴り、ファン・ダイクがヘッドで鮮やかに決めています。
率直に言って、今日のリバプールは本来のパフォーマンスを発揮できていなかったと思います。
試合の立ち上がりから、リバプールらしさが感じられず、細かいミスも多かった印象があります。
しかし、セカンドハーフの冒頭からロベルト・フィルミーノが投入されたことで、リバプールはペース、リズムをつかみはじめます。
今日の試合で、改めてボビーがいかに重要な存在かが、分かったことと思います。
今ひとつ、ぴりっとしない試合展開にあっても、しっかりとアウェイゴールも決め、勝利をしたことは、むしろ重要かもしれません。
こういう試合になることはあるし、そういうときに勝ちきることが大切ですね。
多くのゴールが生まれた試合でしたが、私としては功労者にボビーの名前をあげたいと思います。
沈滞していたリバプールの流れを活性化してくれました。
ボビーが入ることで、他のプレイヤーも生きてきましたね。
また、もうひとつ触れておきたいのは、この試合でジョー・ゴメスが復帰を果たしたことです。
トレント・アレクサンダー=アーノルドに代わってのピッチインでした。
心から復帰おめでとう!と、言いたいと思います。
リバプールは、この試合で3人の交代枠を使っています。
■45分:ディボック・オリギ → ロベルト・フィルミーノ
■66分:トレント・アレクサンダー=アーノルド → ジョー・ゴメス
■71分:アンドリュー・ロバートソン → ジョーダン・ヘンダーソン
準決勝へ進むリバプール。
対戦相手はバルセロナとなります。
誰に言われなくてもモチベーション高く臨むことでしょう。
リバプールの強さを満天下に示してほしいですね!