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ディフェンダーとしてのプレイヤー・オブ・ザ・イヤーはジョン・テリー以来14年ぶりの授賞

Virgil van Dijk


ファン・ダイクが、PFAプレイヤー・オブ・ザ・イヤーに輝いたことは、既にお伝えをしてきていることですが、この授賞の価値をより高めているのは、ディフェンダーとして選出されたことだと、私は思っています。
どうしても、アタッカーやゲームメイカーが票を集めやすい傾向にあることは否めないし、並み居るスター達を抑えての授賞は、本当に素晴らしいもの。
ディフェンダーとしての授賞は、2005年にチェルシーのジョン・テリーが選出されて以来、14年ぶりのことだそうです。

過去を振り返っても、ディフェンダーとして栄誉に輝くのは、ファン・ダイクが6人目だとのこと。
それだけ、傑出した存在感を発揮したからこそ!と、言えそうです。

ファン・ダイクは、優れたセンターバックであるのみならず、前線へのフィードが傑出しており、攻撃参加したときのスキルも高いものがあります。
ある意味、弱点が見つからないセンターバックだと言っていいでしょう。

さらに、スピードに恵まれていることも大きな強味ですね。

私としては、これを良い機会に、ゴールキーパーを含むディフェンダーが、もっと注目され、高い評価を得ていくことに期待したいと思っています。
たとえば、オランダをはじめとする世界中の子ども達が、ファン・ダイクのプレイを見て、センターバックに憧れる。
そんな時代が来たならば、ステキなことだろうと。

センターバックは、経験値も重要なポジションであり、ファン・ダイクは、まだまだピークは先にあることでしょう。
ますますの活躍を願って。
改めて、ファン・ダイクにおめでとう!と、言いたいと思います。

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