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貢献度が高かったロベルト・フィルミーノ ボビーはリバプールの宝

Roberto Firmino


ロベルト・フィルミーノのことを書いてみたいと思います。
プレミアリーグは、全日程を終了し、リバプールからは、モハメド・サラー、サディオ・マネが揃って得点王に輝いています。
個人賞という意味では、ボビーは無冠だったわけですが、その貢献度の高さは、多くのリバプールファンが知っていることだと思います。

いろいろなポジションでのプレイをこなし、チームにリズムをつくり、ディフェンス面でも貢献をする。
ボビーほどにチームに違いを持たせることが出来るプレイヤーは、そうそういないと思うのです。

数字に表れない部分におけるボビーの活躍ぶりは特筆すべきものがあります。
いわゆる玄人好みがするプレイヤーと申しますか。

ボビーが入ることで、リバプールは一枚も二枚も高いチーム力を誇示する。
そう言ってもいいと、私は思っています。

リバプールが攻撃をし、惜しくも相手にボールが渡ってしまった場合でも、ボビーは最初のディフェンダーとして、労を惜しむことなく追いかけまわし、あるいはプレスをかけてゆくことができます。
この献身性に、チームはどれだけ助けられたことか。

前述したように、得点王に輝いたのはモーでありサディオですが、その影にはボビーの存在があった。
私としては、そう確信をしています。
シーズン終盤は怪我のため欠場をしましたが、チャンピオンズリーグ決勝までには、ぜひコンディションを万全にしてほしいですね。
ボビーがいるか、いないかで、リバプールのフットボールは大きな違いが出てきます。
逆にいえば、来シーズンの課題としては、ボビーがいない試合でもチーム力を落とさないような準備をする必要があるということでしょうか。
私は思います。
ボビーは、リバプールの宝だと。

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