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リバプールにフィットしたファビーニョが戦術の幅を拡げた

Fabinho


少しずつですが、私なりに2018-2019シーズンの振り返りをしようと思っています。
今回は、新戦力として加入してきたファビーニョについて取り上げてみたいと。
ファビーニョにとって、リバプールでのキャリアの始まりは、決して簡単なものではありませんでした。

なかなか試合に出られず、時にはベンチにさえ入れないこともあったファビーニョ。
ついには、1月の放出候補とまでメディアに書かれてしまったことさえありました。
しかし、そんな記事を書くメディアは消滅しましたね。

いまや、リバプールに欠かせない存在になったといってもいいでしょう。

ファビーニョは、ブラジル人らしくキックが巧みですが、私が感心するようになったのは、中盤で激しく相手を潰しにいけることです。
当初抱いていたファビーニョのイメージとは、まったく違う一面を見せてくれた。

また、ファビーニョにアンカーを任せることで、ジョーダン・ヘンダーソンを一列前で起用することが出来るようになり、このことで、ヘンドのパフォーマンスも明らかに向上しましたね。
相乗効果が出た顕著な例だったと思います。

ファビーニョは、来シーズンにはリバプールでの2年目となるし、プレシーズンはみっちりとトレーニングを共にすることができます。
益々フィット感を得てゆくことでしょう。
あの奇跡とも呼べるバルセロナ戦で見せた闘志あふれるプレイも非常に印象的であり、戦えるアンカーだと言っていいと思います。
新シーズン、ファビーニョに大いなる期待を抱いている私がいます。

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