プレイヤー

シーズンを通じてチームに貢献をしたジョルジニオ・ワイナルドゥム

Georginio Wijnaldum


2018-2019シーズンのプレミアリーグが全日程を終了し、私なりに少しずつ振り返りをしております。
今回は、ジョルジニオ・ワイナルドゥムのことについて書いてみたいと思います。
スター・プレイヤーが居並ぶレッズの中にあって、もしかしたら、ジョルジニオ・ワイナルドゥムは派手さはないタイプだと言っていいかもしれません。

しかし、チームへの貢献度は、かなり高いものがあったと、私としては考えています。
泥くさいプレイが出来るタイプというのは、チームに必要なものだし、ジニは、その役割を見事に果たしたように思えるのです。

中盤でのボールのおさまりがよく、必要であれば、時間を稼ぐことも出来るジニ。
粘り強いボールキープからの繋ぎも味があるし、影の功労者だと言っていいと、私は思っております。

シーズンも最終盤。
あのアンフィールドの奇跡とも言えるバルセロナ戦では、試合途中、セカンドハーフ冒頭からピッチに入ったジニ。
値千金の連続2ゴールを決めたことで、一躍脚光を浴びましたね。
ジニにとって、どれだけ嬉しかったことか。
あの執念とも言えるゴール、そのメンタリティーは、言葉にならないほど素晴らしいものだった。

華やかなプレイヤーがいると、見ていて楽しいことは勿論ですが、だからこそ、ジニのように影からチームを支えるプレイヤーの重要性が増してきますね。

率直に言って、シーズン開幕前には、ジニの出場時間は減少するのではないかと、私は思っていました。
というのも、ナビ・ケイタやファビーニョといった新戦力を獲得していたからです。
しかし、ジニは見事に私の予想を裏切ってくれた。
ジニのようなプレイヤーは重用されるべきだと思うし、あのバルセロナ戦で顕著なように、ジニ自身にとっても素晴らしいシーズンになったのではないでしょうか。

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