Alisson
２０１８－２０１９シーズンのプレミアリーグが終了し、私なりに少しずつ、シーズンの振り返りをしております。
今回は、昨年の夏、ローマからやって来たアリソンについて書いてみたいと思います。
近年のリバプールは、特にゴールキーパーが課題だと指摘されてきました。
そこへやって来たのがアリソンだった。
リバプールの守備力が、どれだけ改善されたかは、数字にはっきりと表れています。
アリソンは、２１回のクリーンシートを達成し、ゴールデン・グローブを授賞。
リバプールが、プレミアリーグ全試合で喫した失点は、僅か２２であり、これは全チーム中最高のものです。
私なりに、シーズンを通じてアリソンを見ていて、終盤にはやはりプレミアリーグに慣れてきたなという思いを抱きました。
ナイス・セイブも増えていたと思います。
以前も書きましたが、アリソンといえど、ミスはありました。
しかし、それを引きずらず、何もなかったかのように平常心を保ち、まったくパフォーマンスに悪影響を出さないところが、一流のゴールキーパーの証かと思います。
キックの精度も高いし、現代的なゴールキーパーの典型ではないかと。
ゴールキーパーとして、まだまだ長い歳月を過ごすことが出来るだろうし、来シーズン以降が、さらに楽しみですね。
思えば、昨シーズンのチャンピオンズリーグでは、ゴールキーパーのロリス・カリウスが、何かと話題になってしまいました。
今シーズンも決勝へ行くリバプール。
今度こそ、盤石の守備も見せて、栄冠を手にしたいところです。
アリソンには、おおいに期待しています。