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自らの力と努力でその価値を再認識させたジョーダン・ヘンダーソン

Jordan Henderson


ジョーダン・ヘンダーソンのことを書いてみたいと思います。
昨シーズンまでのジョーダン・ヘンダーソンは、怪我の影響もあり、どうしてもシーズンを通じて出場することが難しい部分があったと思います。
ポジション的にもアンカーを任され、ヘンドなりに良いパフォーマンスを見せていましたが、今シーズン後半は、よりヘンドの持ち味が生きた感がいたします。

まず、ポジションのことに触れると、ファビーニョがアンカーに入ることで、ヘンドは一列前へと出ることが可能となり、よりアグレッシブになったし、決定機を演出するクロスも多々見られるようになりました。
また、相手ボールになった時のリアクションの速さは、ヘンドならではのストロング・ポイントですね。
この部分も、ポジションを代えて以来、より研ぎ澄まされたと、私としては感じています。

聞くところによれば、ポジションの変更は、ヘンド自らが志願したとも言われています。
当たりでしたね。

さらにヘンドは、リバプールのキャプテンとしてチャンピオンズリーグ優勝を飾っています。
リバプールの歴史に残るキャプテンとなったヘンド。
これにより、ヘンドは名実共に、リバプールのキャプテンとして、誰もが認める存在になったのではないでしょうか。

ヘンドが努力家であることは、多くのリバプールファンが知るところ。
監督のオーダーがあれば、何とかしよう!と、全力を傾ける。
決して派手さがあるタイプではありませんが、今シーズンのヘンドは輝きましたね。
真のリバプールのキャプテンとして。
来シーズンも期待しています。
ビッグイヤーを掲げたヘンド。
まさに、スティーブン・ジェラードの後継者としての地位を築いたと言ってよさそうです。

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