Nathaniel Clyne
今後、移籍関連の動きが活発化してくることが予想されますが、補強は勿論、放出面にも目を配りたいところです。
若干、その去就に不確定要素が残っているのは、ナサニエル・クラインでしょうか。
２０１８－２０１９シーズンの後半は、ボーンマスへローンで行き、プレミアリーグ出場を果たしましたが、リバプールの右サイドバックには、将来有望な若手が揃っており、必然的にナサニエル・クラインをどうするか？には、検討の余地が出てきそうですね。
そのナサニエル・クラインに関してですが、以前からクリスタルパレスが目を付けているという報道はありました。
今回も、Daily Mailがナサニエル・クラインのことに触れており、ロイ・ホジソン監督がアーロン・ワン＝ビサカの代役として、ナサニエル・クライン獲得を検討しているという趣旨の報道を出しています。
ご存知の皆様も多いと思いますが、アーロン・ワン＝ビサカについては、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定しており、クリスタルパレスは貴重な戦力を抜かれた形になっています。
その穴埋めであれば、即戦力が欲しいところでありましょう。
一方、Daily Mailは、ナサニエル・クライン獲得の動きが、長期的視点かには疑問があるともしており、もしそうだとすれば、リバプールへのオファーについて、移籍金を抑えて提示してくる可能性もゼロとは言えないように思います。
リバプールでは、トレント・アレクサンダー=アーノルドが大舞台も経験し、どんどん逞しくなっているし、ジョー・ゴメスも右サイドバックでプレイが可能です。
コンバートをすれば、ファビーニョもプレイができる。
それを考えたとき、ナサニエル・クライン本人も今後のことを思慮しているとは想像に難くありません。
現代フットボール、特にリバプールにあっては、サイドバックが果たす役割は大きく、重要なポジションだと言っていいでしょう。
クリスタルパレスの動きを絡めて、今後の動向に注目したいと思います。