2019-2020シーズンに臨むリバプール。
一番の目標はといえば、やはりプレミアリーグのタイトルでありましょう。
それを達成するためには、いくつかの要素が必要になると思いますが、リバプールの戦力をアップさせるであろうことに、アレックス・オックスレイド=チェンバレンとアダム・ララーナの復活を私はあげたいと思っています。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンは、ご存知のとおり一昨シーズンに大きな怪我を負い、2018-2019シーズンをほぼ棒に振りました。
しかし、その時間は無駄ではなかったはず。
より強く、逞しいプレイヤーとなって、新シーズンには爆発してほしいですね。
一方、アダム・ララーナも怪我に苦しめられた日々ではありました。
フィジカル・コンディションさえ整えれば、アダム・ララーナにしか出来ないプレイもあり、チーム層も厚くなる。
戦術の幅も拡がるというものです。
ゆえに私としては、まずこの二人が元気に復活してくれることに期待をしています。
その上で、あえて欲を言うならば、中盤にもう一人、新戦力が欲しいですね。
もし、それが成就すれば、リバプールは相当強力な中盤を保持することとなります。
リバプールの場合、まず両サイドバックが高いポジションを取ることが多く、また前線の3人も流動的にプレイエリアをチェンジしています。
それを支えているのは、中盤の献身性とクレバーさがあるからだと、私なりには思います。
たとえば、ジョルジニオ・ワイナルドゥムが重用されたのも、派手さはないが、戻るべきときにはしっかりと戻るという基本に忠実だったからではないでしょうか。
必然、ハードワークが求められる中盤ですが、タレントが豊富であれば、疲労も少なくて済むし、怪我のリスクも軽減される。
リバプールが、より良いポジションでプレミアリーグのフィニッシュを飾るためにも、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、アダム・ララーナには、おおいに期待したいと思います。