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ディボック・オリギは新シーズンのリバプールで輝けるか

Divock Origi


ディボック・オリギのことを書いてみたいと思います。
つい先日、リバプールとの新たな長期契約を結んだばかりであり、それが意味するものは、ユルゲン・クロップ監督あるいはリバプールが、ディボック・オリギを必要としているからに他ならないと感じます。
プランに入っていないならば、長期契約のオファーをすることはないでしょうし。

2018-2019シーズンを総じて見ると、ディボック・オリギの出場機会は、決して多かったとは言えません。
しかし、チャンピオンズリーグにおいて、強烈なインパクトを残しましたね。
リバプールがヨーロッパチャンピオンに輝いた立役者の一人だと思います。

ディボック・オリギは、本来ストライカーですが、ユルゲン・クロップ監督は、左ワイドに開かせての役割を与えることもありました。
リバプールの場合、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ、モハメド・サラーに象徴されるように、前線に関しては、固定の位置に留まるのではなく、流動性と連動性が重視されるように思います。
そういった意味で、ディボック・オリギに左を任せてきたのも、一皮むけるための布石だったのではと。

ディボック・オリギの場合、あまり話題になりませんが、走行スピードが速く、意外性のあるシュートも狙うことができます。
また、チャンピオンズリーグ準決勝、決勝を見ていると、何かを持っている男というものがいるのかもしれないと思わせてくれますね。
プレミアリーグでいえば、アンフィールドでのエバートン戦もそうでした。

ディボック・オリギが、新シーズンでのリバプールで輝けるか。
私が思うのは、まず自信を持って、ひるむことなく相手に仕掛けていく姿勢が重要ではないかと。
若い頃からベルギー代表に招集されていることからも、その才能は広く認められているところ。
吹っ切れたプレイをし、果敢にチャレンジする姿勢を貫けば、ディボック・オリギにも自ずとチャンスが巡って来る。
私なりには、そう思っています。
がんばってほしいですね。

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