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ブリュースターが持っているゴールへの嗅覚と踏ん切りの良さ


ライアン・ブリュースターのことを書いてみたいと思います。
昨シーズンは、大きな怪我からのリハビリに時間を費やしたわけですが、いまや完全復活と言ってもよく、プレシーズンマッチでは2試合続けてのゴールを決めています。
ユルゲン・クロップ監督も、その才能を認める発言をしてきていますが、今後も良いパフォーマンスを発揮し続けていけば、もしかしたら新シーズンでのファーストチームの戦力として入ってくるかもしれませんね。

ブラッドフォード・シティ戦では、ファーストハーフの45分間をプレイしたブリュースター。
「結果と感想」の稿でも書きましたが、この試合では、決してボールタッチが多かったわけではありません。
しかし、決めるべきところで決めたというところが、彼の非凡さを証明しているように、私には思えます。

既に、そのゴールの流れについてはご紹介をしましたが、改めて書いてみると、ブリュースターのゴールが生まれたのは41分のことでした。
アレックス・オックスレイド=チェンバレンがライアン・ケントにスルーパス、ケントは、鋭い動きで相手を翻弄し、背後から上がってきたチェンバレンにボールを戻し、チェンバレンはミドルを狙います。
そのシュートをゴールキーパーがはじいて止めたところ、ゴール右側、ほとんど角度のない位置からブリュースターが蹴り込んでいます。
このときの反応の速さ、思いっきりの良さは、特筆すべきものだろうと。

そのゴールシーンですが、ちょうどLFCがTwitterに投稿しましたので、貼らせていただきます。

見事な崩しであり、それを無駄にせず、ゴールへ結びつけたブリュースター。
これは、かなり楽しみだぞ!と、私なりには実感したところです。
また、ブリュースターは、昨日の試合で、とても密集した状態で、ポストとなり、丁寧なワン・ツーも決めていました。
今後リバプールは、ヨーロッパのビッグクラブ達とのフレンドリーマッチが続きますが、もしブリュースターが、それらの試合でも実力を証明できれば、ちょっと面白いことになるかもしれません。
まずは、次のボルシア・ドルトムント戦を楽しみに、彼のプレイをよく見てみたいと思っています。

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