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プレシーズンマッチにおけるリバプールの左サイドバックについて

Yasser Larouci


新チームとなり、プレシーズンマッチを2試合消化したリバプール。
今回は、左サイドバックについて、ちょっと触れてみたいと思います。
リバプールの左サイドバックといえば、アンドリュー・ロバートソンが、いまや不動の地位を築いていますが、先日お伝えしたように、何かに手を噛まれ、感染症にかかっているという状況です。

また、リバプールは、アルベルト・モレノが契約期間満了で退団をしており、左サイドバックを本職とするシニアのプレイヤーは、ロボ一人というのが現状となっています。
ここまでのプレシーズンマッチを見ていると、ユルゲン・クロップ監督は、左サイドバックに若手を起用していますね。

一人は、期待の高いアダム・ルイスで19歳。
もう一人は、18歳のヤセル・ラローチ。

私なりに、この二人のプレイを見ていると、ボールタッチ数も多いし、積極的な姿勢が見えると感じております。
攻撃面でも、かなり高い位置を取るなど、随所に良いプレイが垣間見られます。

Adam Lewis

勿論、二人共に期待をしているし、経験を積んで大きく羽ばたいてほしいと思います。
一方、プレミアリーグ制覇が至上命題となっているリバプールですので、この若手をいきなりファーストチームで起用していくのか?には、若干時間が早いようにも感じます。
もう少し、待ってあげた方が良いようにも思えるのです。

リバプールの場合には、もしものときのジェイムズ・ミルナーがいますので、ある意味お守り代わりのような安心感がありますが、果たしてこの夏に左サイドバックの補強を行うのか?は、やはり注目ポイントですね。
アンドリュー・ロバートソンはタフだし、怪我も少ないタイプだと言っていいと思います。
しかし、激しいスポーツですので、いつ、何があるかは分からない。
この夏、リバプールが動くのかには、よくよく注目してみたいと思います。
さて、今回取り上げたアダム・ルイスとヤセル・ラローチですが、改善すべき細かい部分はあるものの、これまでアピールが出来ていると、私は思います。
将来のリバプールを担うプレイヤーに育ってほしいですね。
期待しています。

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