昨シーズンは、レンジャーズへローンで行き、スティーブン・ジェラード監督のもと、傑出した活躍を見せたライアン・ケントですが、スティーブン・ジェラード監督は、新シーズンも再びライアン・ケントをレンジャーズへ呼びたい意向を持っている。
そういう記事は多いし、スティービー自身、そのことを隠そうとはしていないとされています。
まず、思うのは、ライアン・ケントにとって、今どうすることがベストな道か?ということですね。
スティーブン・ジェラード監督の言葉は、エコーも報じており、移籍市場の窓が閉じるまで、最後の1秒まで待つ!と、しているそうです。
それくらい、ライアン・ケントに大きな期待を抱いているし、高い評価をしているということだと思います。
一方、同誌によれば、スティーブン・ジェラード監督は、ユルゲン・クロップ監督の決断を尊重するという趣旨のことも言っているとのこと。
ご存知のとおり、ライアン・ケントは、リバプールのUSAツアーに帯同し、プレシーズンマッチにコンスタントに出場をしています。
私なりに見るに、ライアン・ケントは、アピールが出来ていると思えるのです。
ただ、課題となるのは、リバプールの場合には、ファーストチームの競争が激しいということですね。
しかし、どこまでアピールすれば、リバプールに残れるのか?
この判断は、そう簡単なことではなさそうです。
あくまで、私の個人的な印象ですが、今夏に限らず、ライアン・ケントの持ち味のひとつは、攻撃に入る際の初速のスピードであり切れ味だと思います。
相手ボックス内に切り込んでいく加速もいい。
守る側からしたら、危険なプレイヤーだと映ることでしょう。
ライアン・ケントの才能を高く評価するスティービーのもとへ行くのか。
それとも、レッズに残るために最善を尽くして行くのか。
その答えは、まだ分かりませんが、明日のセビージャ戦でもライアン・ケントのプレイぶりには注目してみたいと思います。