試合日程・結果

リバプール対セビージャ戦の結果と感想


先ほど、フレンドリーマッチとして開催されたリバプール対セビージャ戦が終了しました。
試合は、1-2のスコアで、セビージャの勝利となっています。
全般的に見て、リバプールは、チームの連携面、個人のコンディショニング双方において、まだ向上させていく必要性があったと感じます。

個々のプレイヤーを見ると、コンディションがかなり出来上がっているのは、ジェイムズ・ミルナーとライアン・ケントあたりでしょうか。
何とか、開幕までに状態を良くしていきたいですね。

得点経過については、次のとおりです。
▲37分:失点
■44分:ディボック・オリギ
▲90分:失点

ディボック・オリギのゴールは、右からのコーナーキックをトレント・アレクサンダー=アーノルドが蹴り、空中戦での競り合いからこぼれたボールをディボック・オリギが豪快に蹴り込んだものです。
失点シーンについては、セビージャのシュートも良かったとは思います。
欲を言えば、シュート体勢に入られるまでに潰しておきたかったですね。

ファーストハーフにおいて、ゴールマウスを守ったアンディ・ロナーガンですが、危なげなくプレイをしていたと思います。
また、前回のボルシア・ドルトムント戦と比較して、トレント・アレクサンダー=アーノルドの動きが良くなっていた印象も受けました。

なお、リバプールですが、ハーフタイム明けに、全メンバーを入れ替えています。
セカンドハーフでプレイをした顔ぶれについては、次のとおりです。

前述もしましたが、セカンドハーフでは、ライアン・ケントの仕掛けが積極的で、気持ちが前面に出ていたと感じます。
ゴールには結びつきませんでしたが、カーティス・ジョーンズも、随所で才能を発揮していたかと。

フレンドリーマッチにとって、後味が悪いシーンが生まれたのは残念でした。
左サイドバックのヤセル・ラローチが、ドリブルで中へと切り込んで行った際、セビージャのプレイヤーが背後からヤセル・ラローチに蹴りを入れるという、ちょっと信じられないシーンがありました。
まったくボールを狙っておらず、膝の位置くらいの高さで、完全に足を蹴りに行ったものでした。

フレンドリーマッチでは、レフリーも極力カードは控えると思うのですが、これはさすがに一発レッド。
ヤセル・ラローチは、ピッチ内に倒れたまま、ストレッチャーで運び出されており、その容体が心配です。
シリアスな怪我でないことを祈ります。

さて、リバプールですが、フレンドリーマッチとはいえ、次の試合では、そろそろエンジンをかけたいですね。
各プレイヤーに疲労があるのかもしれませんが、開幕へ向けて、良いイメージをつかんでおきたいところです。
攻撃陣に関しては、アフリカ勢、ブラジル勢がいませんので、そこは考慮する必要がありますが、ディフェンスからの押し上げなど、ぜひ改善をしてほしいと思います。
次の試合へ向けて、良い調整をしてほしいですね。

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