セビージャとのフレンドリーマッチを行ったリバプール。
結果と感想の稿でも書きましたが、ドリブルでフルスロットル状態にあったヤセル・ラローチが、背後からジョリス・グナグノンに足を蹴られ、ストレッチャーで運ばれるという事態が起こっています。
このラフプレイには、一発レッドが提示されています。
心配なのは、ヤセル・ラローチの状態ですが、試合後にユルゲン・クロップ監督が語ったことをLFCが伝えています。
まず、今、結論を出すのは時期尚早だと、ユルゲン・クロップ監督は言っています。
しっかりと、チェックをしドクターの診断を受ける必要があるということで、当然だと思います。
一方、ユルゲン・クロップ監督は、「彼はラッキーだった」とも語っており、ドレッシングルームでは落ち着いた様子だったようです。
今、断言は出来ないが、まず大丈夫だろうということを示唆したものと受けとめていいと思います。
公式戦でも、あまりお目にかからないラフプレイだっただけに、かなり心配しましたが、重いものではないようで、少しほっとしました。
また、セビージャ戦では、ハリー・ウィルソンも負傷をしたと、ユルゲン・クロップ監督は明かしています。
私もそのシーンを見ていましたが、ピッチに倒れたハリー・ウィルソンは顔を覆い、比較的長い時間、痛みに耐えていました。
この怪我のきっかけですが、ハリー・ウィルソンが相手をドリブルで抜きにかかったとき、まず右手が顎に入り、続いて左手が顔に入っていました。
ユルゲン・クロップ監督によれば、顎を打ち、さらに相手の手が眼に入ってしまったとのこと。
眼といえば、以前、ボビーもやられましたね。
ただ、ユルゲン・クロップ監督によれば、ハリー・ウィルソンの状態も落ち着いているようで、長期離脱ということはなさそうです。
調整のためのフレンドリーマッチで負傷者が出てしまうのは、あまりにも痛いし、とにかく無事の回復を祈りたいと思います。
ユルゲン・クロップ監督の言葉からは、シリアスではないというニュアンスが伝わってくるし、最悪の事態は避けられたと言ってよさそうです。