7月に、7試合のプレシーズンマッチを組んでいたリバプール。
オリンピック・リヨン戦をもって、その日程がすべて終了。
あとは、開幕を待つばかりとなりました。
このリヨン戦で、強烈なインパクトを残したのがハリー・ウィルソン。
この日、スタメンで起用されたハリー・ウィルソンは、積極的なプレイを続け、その時がやって来たのは53分のことでした。
ボビー・ダンカンがボールを持ち、攻めの態勢へとスイッチが入ったリバプール。
ボビー・ダンカンは、ピッチ中央付近にいたハリー・ウィルソンへとボールを提供します。
ボールを受けてからのハリー・ウィルソンは素晴らしかった。
一連の動きに無駄がなく、完璧なフォームでの左足のミドルを放ちます。
ハリー・ウィルソン渾身のシュートは、ボールの勢いといい、コースといい、パーフェクト。
相手ゴールキーパーにとっては、ノーチャンスだったと言っていいでしょう。
まさに、圧巻のミドルでした。
ピッチサイドで、満面の笑みを浮かべるユルゲン・クロップ監督。
ゴールを決めたハリー・ウィルソンの元へ、真っ先に駆けつけたのはアダム・ララーナで、全身で歓びを表現し、ハリー・ウィルソンに飛びついていました。
数年前のこと、アダム・ララーナが語っていたのですが、ララーナとウィルソンは、気が合うようで、普段から仲が良いそうです。
きっとララーナは、自分のことのように嬉しかったのでしょう。
プレシーズンマッチのラストとなったリヨン戦で、最高のミドルを決めたハリー・ウィルソン。
やることはやった!
私には、そんな言葉が浮かびます。
今後どうなるか?は、まだ分かりませんが、少なくとも最高のアピールになったことは、疑いようのない事実。
いい仕事をしてくれたと思います。
見事なプレイでした。