Dejan Lovren
プレミアリーグの移籍市場については、既に窓が閉まりましたが、海外リーグへの移籍ということであれば、今後動きが出る可能性が残されています。
放出面で言うと、以前から噂としてあがっている一人に、デヤン・ロブレンの名前があります。
一時期は、ACミランが関心を示しているという報道が多々なされていましたが、最近では、もっぱらローマ行きの可能性が報じられている状況です。
果たして、リバプールはデヤン・ロブレンを手放すことがあるのか？
今回、デヤン・ロブレンの件を記事にしているのはDaily Mailで、これはCorriere dello Sportからの情報に基づいたものです。
同誌によれば、デヤン・ロブレンは、イングランドでのキャリア、そのサイクルは終わりを迎えたと考えているとのこと。
たとえサラリーが下がったとしても、セリエAへ行く考えでいるというものです。
一方、Daily Mailは、ユルゲン・クロップ監督が、３人のセンターバックでシーズンを回せると考えているか？は、分からないという趣旨のことも付け加えています。
リバプールのセンターバックといえば、シニアでは４人のプレイヤーがおり、もしデヤン・ロブレンが抜けた場合には、３人ということになります。
昨シーズンは、センターバックが危機的状況になった際、ファビーニョがコンバートされて、チームに貢献したという事実もありました。
また、若手でいえば、新戦力としてセップ・ファン・デン・ベルグを獲得しています。
今回の報道に関して、エコーはといえば、ユルゲン・クロップ監督が、経験豊かなセンターバックをそう簡単に放出するかは疑わしいというスタンスを取っています。
冒頭部分で書きましたとおり、プレミアリーグのクラブは、既に補強をする期限が切れており、あとは放出面が残っているだけです。
プレミアリーグは勿論、チャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップと戦って行くリバプール。
さらに、クラブワールドカップがあることも念頭に置いておく必要がありますね。
戦力を総合的に見たとき、デヤン・ロブレンをどうするか？は、本人の意向はもとより、ユルゲン・クロップ監督の決断も比重を占めそうです。
今後しばし、動向に留意したいと思います。