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アドリアンはまるでロッキーだ!と語ったユルゲン・クロップ監督 イスタンブールの物語

Adrian


イスタンブールという街は、何か劇的な物語を生む場所なのでしょうか。
かつて、チャンピオンズリーグ決勝で、ミランを相手に奇跡を起こしたリバプール。
あの時もPK戦でした。
そして今回、スーパーカップにおいて、アドリアンがPKストップをし、リバプールへタイトルをもたらしています。

このアドリアンを称して、ユルゲン・クロップ監督は、まるでロッキーだ!と言ったそうです。
試合後に、BT Sportへ向けて発した言葉です。

「何て物語だ! アドリアン まるでロッキーだ!」

ロッキーといえば、ご存知の皆様も多いと思うのですが、シルヴェスター・スタローンが主演(ロッキー・バルボア役)をしたボクシングの映画で、ある程度年齢を重ね、ピークを過ぎ、忘れられていたボクサーが、一躍奮起し、再起を果たすという物語です。
偶然だと思いますが、恋人の名前が、たしかエイドリアンでしたね。

リバプールのナンバー2という立場を受け入れ、新戦力としてやって来たばかりのアドリアン。
いきなり、PK戦で存在をアピールし、タイトルを獲得!

しかも表彰式では、キャプテン、ヘンドの隣に立つというベストポジションに堂々と立つハート。

度胸があると申しますか、陽気と言いますか、とにかくいいですね。
これくらいのハートを持っている方が頼もしいし、それほど嬉しかったのでしょう。

リバプールは、守護神のアリソンをしばらく欠くことになります。
しかし、アドリアンが陽性を示し、大きな結果を出したことで、何かしらポジティブな風が吹いているようにさえ思えます。

イスタンブール。
リバプールにとって、特別な場所。
ユルゲン・クロップ監督も咄嗟に発した言葉でしょうが、まさに物語。
リバプールにとって、幸運の地として、永く語り継がれることになりそうです。
アドリアン。
これで一気にリバプールの愛すべき仲間になりましたね。

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